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2008年5月15日 (木)

源氏物語(桐壺)

今年は源氏物語が書かれて千年、よく読んでみるとなかなかにすばらしい小説です。ということが最近になってやっとわかって来たような感じです。今年は出来る限り源氏物語ゆかりの地を訪ね、また読み返してみたいと思っております。できれば原文も・・・^^;
このブログでは和歌を中心に源氏物語を読んでいきたいと思います。
800首あまりある中の1番初めの和歌は、桐壺の更衣がいじめを受け、それがもとで死にそうになりながら帝に対して読んだ歌です。

「限りとて別るる道の悲しきに いかまほしきは命なりけり」

もう、この世ともあなたともお別れしなければなりませんが、なんとかもっと命をながらえることはできないでしょうか。という最高に悲しい歌から源氏物語は始まります。
もう次はどうなるのかと心配になってきますね。このへんはさすが紫式部です。

ここから長い長い悲劇が始まっていきます。
この時源氏は3才です。まだ母親が死んだということの実感はないようですが、このあと母親の面影をずっと追っていくんですね。

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2008年5月14日 (水)

薬師寺

東京の国立美術館で薬師寺展をやっているようです。
昨日テレビで見て驚きました。国宝の日光・月光菩薩まで持っていってるんですね。後ろの天蓋まではずして背中からも見えるようになっています。

すばらしい企画だと思います。が、こんなことしていいのでしょうか?御本尊の薬師如来の横には誰もいない。東京で見なくても薬師寺で薬師如来の横にいらっしゃる菩薩にお会いすればいいのでは?

最初は薬師寺の宝物なんかが展示してあるのかと思い興味がありましたが、この企画の意図がわかりません。先日もダヴィンチの受胎告知が出て行くことに地元の人たちが大反発したというのがありましたね。関係者で反対する人はいなかったのかな?

今日は薬師寺を読んだ和歌を紹介します。時代はずっとすすんで明治時代になりますが、すばらしい歌です。古典といってもいいかもしれませんね。季節は違いますが、あえて紹介させていただきます。薬師寺は大好きなお寺で何回も行っています。

「ゆく秋の大和の国の薬師寺の 塔の上なる一ひらの雲」佐佐木信綱

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2008年5月13日 (火)

目指すは金メダル!

うちのパソコン教室の生徒の小松璃佳(りけい)さんが、北京パラリンピック女子柔道の日本代表選手に選ばれました。視覚障害者の70キロ超級です。
これまでも世界選手権ではいくつものメダルを取ってきました。
昨日・今日とNHKテレビに出ていました。

かなりハードな練習で大変だと思うけど、北京では全力を出し切ってきてね。
目指すは金!

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2008年5月12日 (月)

万葉集の恋の歌

平安時代の女流歌人の歌をいくつか紹介しましたが、すごくロマンチックですが退廃的なムードもただよいます。それにくらべて万葉集にある恋の歌は素朴でエネルギッシュな感じがします。

「君が行く道の長手を繰り畳ね 焼き滅ぼさむ天(あめ)の火もがも」狭野茅上娘子(さののちがみのおとめ)

中臣宅守(なかおみのやかもり)は娘子と恋に落ちそれが原因で越前に流されます。その宅守に送った歌です。あなたが行く道をたたんで焼いてしまう火が天から降ってくるのを祈っています。というすさまじい歌です。

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2008年5月11日 (日)

恋の歌 その参

これもかなりあぶない歌です。

「わすらるる身をば思はす誓いてし 人のいのちの惜しくもあるかな」右近

神様の前で誓った愛を破ると死んでしまうというそうですが、そうなるあなたはかわいそう。というゆうような内容なのですが、どう受け取るかは男にとっては非常に複雑・・・返す言葉に詰まりそうです。

女性の立場から、田辺聖子さんの訳を紹介しておきます。

「やがては忘れられる身だということを思いもせず
私はあのとき、愛を神に誓った
なんて愚かな私なのかしら
でも心がわりしたあなたには、神仏の罰があたるわよ
---いい気味といいたいけれど
でも、それは嘘
罰が当たって
あなたが死ぬなんていや
死んじゃいや
でも
あなたが憎くないといったら
それも嘘になるの」

「田辺聖子の小倉百人一首より」

まぁ簡単に愛を誓うなんてことはするものではないということでしょうか。

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2008年5月10日 (土)

恋の歌 その弐

百人一首の中の恋の歌、二つ目はかなり危険な歌です。

「忘れじの行く末まではかたければ けふを限りの命ともがな」儀同三司母(ぎどうさんしのはは)

“君の事は忘れないよ”とは言われたけれど、未来には忘れてしまうのでしょう。それならいっそ今日死んでしまいたい。という内容。

こんなこと言われたらどう思うでしょうか。素直にうれしいと喜べるのか、はたまた女は怖いとおもうのか、(女性の皆さんごめんなさい)。

この人の夫の藤原道隆、奥さんを愛していたのは真実らしいのですが、浮気者で愛人がいっぱいいたらしい。ということは・・・

2008年5月 9日 (金)

恋の歌

3日でおぼえる百人一首の暗記に挑戦しはじめてから、とうに3日は立ってしまったが、まだあきらめたわけではなく、毎日少しづつ覚えようとはしているのですが・・・

で、繰り返し読んでいると、恋の歌ばかり異常に多いのに気づきます。100首中43首が恋の歌だということです。平安貴族の興味はかなりの部分が恋愛に向いていたということでしょうか、それとも選んだ定家の趣味なのか。まぁこの時代庶民はそれどころではなかったようですが。

熱烈な歌はかなりありますね。

「難波潟みじかき葦のふしの間も 逢はで此の世を過ぐしてよとや」伊勢

伊勢は小野小町と並ぶ美貌の女流歌人ですが、あんな短い葦の節の間ほども逢わずにはいられないという歌ですが、絶世の美女がこういう歌を詠むのですから、いいよった男が山ほどいたというのもうなずけますね。

逢ってみたいものです^^;

p.s.
3日で覚える百人一首の本は「おすすめ本」に紹介しておきました。気に入ったCDも紹介してあります。趣味がかたよってますが、興味がある方はアマゾンで買えるようになっていますのでどうぞ。

2008年5月 7日 (水)

藤の花

ゴールデンウィーク最後の日、白山市の公園へ藤を見に出かけました。
藤の花を歌った和歌というと、

「手も触れで惜しむかひなく藤の花 底にうつれば浪ぞ折りける」凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)

手を触れると折れそうなのでそっとしておいたら、水に映って波が藤の花を折ってしまった。というようなロマンチックすぎるような内容ですが、結構好きな歌です。

写真は白山市の松任グリーンパークという公園で藤の花が見ごろでした。

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2008年5月 6日 (火)

生まれました

うちの教室の裏の川に今年もカモの赤ちゃんが生まれました。
これからまたにぎやかになりそうです。
Kamo_2 Kamo2

2008年5月 5日 (月)

ラ・フォル・ジュルネ金沢

3日・4日とベートーヴェンにどっぷり漬かってきました。
それにしても、すごい人でした。朝から晩まで4つのホールでやっているコンサートはすべて超満員。それに駅のコンコースや地下の広場でやっているコンサートもすごい人だかり。
クラシック音楽のイベントでこれだけ盛り上がるというのはすごいと思います。
特に昨日の井上道義指揮のアンサンブル金沢の「英雄」は開演の1時間半前から並んで聞きました。ステージ上までオケをぐるりと囲む形で座席が置かれ、立ち見も出るほど超満員でした。
並んだ甲斐があって演奏はすばらしく、あんなに気合がはいったOEKははじめて聞いたような気がします。前から3列目の席で聞けたので指揮者や演奏者の熱気が伝わってきて感動的でした。
私は大好きな弦楽四重奏もたっぷり聴けたので大満足の2日間でした。イザイ弦楽四重奏団すばらしかったです。

聞いた曲を紹介しておきます。

・弦楽四重奏曲 「ラズモフスキー1番」 イザイ弦楽四重奏団
・弦楽四重奏曲 「ラズモフスキー2番」・大フーガ オーケストラ・アンサンブル金沢メンバー
・弦楽四重奏曲 14番 イザイ弦楽四重奏団
・交響曲第三番「英雄」 井上道義指揮オーケストラ・アンサンブル金沢

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