秋の夕暮れ 3
初雪も降り、秋から冬に変わろうとしています。本格的な冬になる前に三夕(せき)の歌の残りの1首を紹介しておきます。
「見わたせば花も紅葉もなかりけり 浦のとまやの秋の夕暮れ」藤原定家、新古今集
見事な寂びの世界、「浦のとまや」は海岸にある漁師の小屋です。華やかなものはなんにもありません。
さてこの三夕の歌、皆さんはどれがおきにいりでしょうか?
「心なき身にもあわれは知られけり 鴫立つ沢の秋の夕暮れ」 西行
「さびしさはその色としもなかりけり 槇立つ山の秋の夕暮れ」 寂蓮
「見わたせば花も紅葉もなかりけり 浦のとまやの秋の夕暮れ」 定家
窓から外を眺めてみると、サギがさびしそうに立っていましたので、おもわず写真をとりました。





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