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2008年1月15日 (火)

初春の

今日は北陸地方にしては珍しく晴天で、気持ちも明るくなります。白山があまりにもきれいに見えたので写真を撮ってみました。

「初春の初子の今日の玉箒(たまばはき)手に執るからにゆらく玉の緒」大伴家持

その年の初めての子の日には、天皇より玉箒を賜るというおめでたい儀式があり、その日にあたってつくるようにという要請があり、作られた歌です。

玉箒というのは草を束ねて作った箒にガラス玉等の装飾品をつけたもので、正倉院にも残っているそうです。

しかし、この不穏の時期(758年)にあって家持は歌だけを送りこの儀式を大蔵の仕事が忙しいといって欠席しています。このときの天皇は孝謙天皇、内相は藤原仲麻呂。藤原氏と対立していた家持は、ささやかな抵抗をしたのではないかと・・・

今年はいい年にと願っておりますが、いやな事件が毎日のように続いています。こんな時にこそ声に出して読んでみたくなるようないい歌です。

Hakusan2

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