雪の夕暮
今日は関東の方でも雪が積もったようですね。こちら北陸はたいしたことはないのですが、けが人も出ているようですので気をつけてくださいね。
定家は夕暮れが好きなようで、秋の夕暮れに続いて冬の夕暮れを歌ったすばらしい和歌があります。
「駒とめて袖うち払う陰もなし 佐野のわたりの雪の夕暮」藤原定家、新古今集
佐野のわたりというのは、奈良県の山の方にある渡し場で、そこに差し掛かったときに雪が降ってきて、馬をとめて雪を払うところもない、といった寂しい風景です。
万葉集に本歌がありますが、定家は源氏物語の薫が浮舟を訪ねたときのことをイメージしているということです。
源氏物語の貴公子が雪の夕暮の中を馬に乗って寂しくすすんでいるという風景を思い浮かべてみてください。
写真は佐野のわたりには関係ありませんが、うちの裏に最近いるサギです。雪の中で寂しそうなので撮ってみました。



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