源氏物語(若紫)2
若紫の帖には、幼い若紫をさらってくる場面と、もうひとつ源氏物語の中でも最も危ないところじゃないかと思う場面がありまして、それが藤壺の中宮と関係を持ってしまうというところです。
以前にも紹介しましたが、「アゲマキ」さんの美しいイラストとともに再度紹介いたします。
では、物語の中でも一番きわどいかなと思うような場面。光源氏が父である帝のお后、藤壺の中宮と関係を持ってしまいます。
「見てもまた逢ふ夜まれなる夢のうちに やがて紛るる我が身ともがな」光源氏
また逢うこともないのだから、いっそ夢の中に入って消えてしまいたい。というようなロマンチックな歌です。それに返した藤壺の歌が、
「よ語りに人や伝へん たぐひなく憂き身を 醒めぬ夢になしても」藤壺中宮
夢の中に消し去ってしまっても、人のうわさになったら・・・という歌です。藤壺の方はハラハラもので、もう大変です。













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