恋の歌 その参
これもかなりあぶない歌です。
「わすらるる身をば思はす誓いてし 人のいのちの惜しくもあるかな」右近
神様の前で誓った愛を破ると死んでしまうというそうですが、そうなるあなたはかわいそう。というゆうような内容なのですが、どう受け取るかは男にとっては非常に複雑・・・返す言葉に詰まりそうです。
女性の立場から、田辺聖子さんの訳を紹介しておきます。
「やがては忘れられる身だということを思いもせず
私はあのとき、愛を神に誓った
なんて愚かな私なのかしら
でも心がわりしたあなたには、神仏の罰があたるわよ
---いい気味といいたいけれど
でも、それは嘘
罰が当たって
あなたが死ぬなんていや
死んじゃいや
でも
あなたが憎くないといったら
それも嘘になるの」
「田辺聖子の小倉百人一首より」
まぁ簡単に愛を誓うなんてことはするものではないということでしょうか。


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