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2008年5月25日 (日)

源氏物語(若紫)1

日ごろの行いがたたったのか、光源氏は“わらわ病み”という病気にかかります。今で言うマラリアのような病気らしいです。

その治療に、治療といっても加持祈祷で治すというものですが、そのために京都郊外の北山のほうにこもります。そこで転んでもただでは起きない光源氏は10才の女の子に目をつけ、なんとさらってきてしまいます。この女の子が将来の紫の上です。

源氏は10才の女の子にも和歌を送ります。

「おもかげは身をも離れず山桜 心の限りとめて来しかど」光源氏

“山桜の花のようなあなたの面影が私から離れないので、心のすべてをそちらに残してきたのですが・・・”という意味かと思います。今なら小学生ですが、こんな歌を送られたら・・・。

それにしても、夕顔の姫君を死なせてしまったばかりというのに、今度は子供にまで手を出してしまいます。うらやましい・・・じゃなくて、困ったものです。

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コメント

このことがいまだに続いているのでしょうか???

投稿: 豪腕プチリンコ | 2008年5月26日 (月) 05時52分

豪腕プチリンコさん、まさにそうだと思います。
ごく少数の人間が、富と権力を持ってしまい。それに美貌まで手に入れてしまったら、こうなってしまうのでしょうね。
今でも同じです。日本もそうでしょうが、そんな国が結構あるようです。
ひとにぎりの権力者と全く別世界の庶民という構図がチラホラと。

投稿: かず | 2008年5月26日 (月) 09時46分

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