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2008年5月19日 (月)

源氏物語(帚木)

では、源氏物語の和歌をまた読んでいきたいと思います。
物語全部を原文で読むのは大変ですが、和歌だけでも原文のよさが味わえますね。

源氏物語第二帖は「帚木(ははきぎ)」源氏はこのとき17才、早くもお后を迎え、この時代ではもう大人です。

頭の中将らと女性について言いたい放題、好きなことを言っています。これが有名な「雨夜の品定め」物語には出てきませんが、このあたりでもう帝の新しいお后である藤壺の宮と会っていたのではという節があります。

この後、空蝉のところへ行き嫌がるのを無理やり犯します。あくる朝、空蝉がショックの中で読んだのが次の歌です。

「身の憂さを嘆くにあかであくる夜は とり重ねてぞ音も泣かれける」空蝉

情けない我が身を嘆いて夜を明かした朝は、鳥の声も私の鳴く声に重なって聞こえます。というような意味です。

源氏は全く懲りず、これが品定めのとき言っていた中流の女の掘り出し物か・・・などといい気なものです。
かわいそうなのは空蝉でこの後も源氏にストーカーされ続けます。

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