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2008年6月19日 (木)

京都紀行その3(蘆山寺)

源氏物語を訪ねる旅、次は蘆山寺(ろざんじ)。
紫式部が源氏物語を書いたという所です。そんなに大きなお寺ではないのですが桔梗が植えられている庭がいい雰囲気でした。ここで書いたのか、と思うと感慨深いものがありました。

百人一首に入っている紫式部と娘の大弐三位の歌碑がありましたので、ちょっと鑑賞してみましょう。

「めぐり会いて見しやそれと分かぬまに 雲隠れにし夜半の月かげ」紫式部
訳:せっかく会えたのに、よくわからないうちに隠れてしまった月のようにすぐに分かれてしまうのですね。p.s.相手は彼氏ではなくて女友達だったそうです。

「有馬山ゐなのささ原風吹けば いでそよ人を忘れやはする」大弐三位
訳:有馬山から風が吹くとソヨソヨと音がするといいますが、私はあなたのように人を忘れることはありませんよ。
こちらのほうはなかなかやって来ない彼氏に対する皮肉がこもっています。娘の方もなかなかのものです。

この時代、源氏物語の内容とは違ってどうも女性が強いような気がするのですが、私だけかなぁ。

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