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2008年6月10日 (火)

万葉集の木簡

先日、滋賀県の紫香楽宮跡から出土した木簡の両面に和歌が書かれていたことが判明!
というニュースが流れました。
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080522/acd0805222015006-n1.htm

紀貫之が古今集の仮名序で対にして紹介しているのがこの歌です。この2首を紀貫之が勝手に対にしたという説もあったようですが、それより150年前に実はセットで読まれていたということがわかったわけです。木簡の表と裏に書かれていたのですから疑いようはありませんね。
それに安積香山の歌は万葉集に載っている歌なのですが、この木簡は万葉集の完成する以前のものらしく、これも大変な発見のようです。

「安積香山影さへ見ゆる山の井の浅き心を我が思はなくに」
「難波津に咲くやこの花冬ごもり今は春べと咲くやこの花」

「なにはづに~」の歌ですが、どこかで聴いたような記憶があったのですが、調べてみると百人一首の競技カルタをするときに必ず初めに読む歌なんですね。
私は競技カルタはしたことがないのですが、私の持っている百人一首のゲームソフト、起動するとこの歌を必ず詠むんです。それで聞いたことがあったんですね^^;

意味は、難波津(大阪湾のほうかな)に咲いた花(梅の花)、冬篭りしていた花も春が来た今は盛りとさいていることだ。
咲くやこの花を繰り返していて、声に出して読んでもなかなかいい歌です。奈良時代、どんなふうにこの木簡が読まれていたのかと想像するとなんだかワクワクしてきます。

この2首、実は源氏物語にもセットで出てきます。長くなったのでこの後は次回に・・・

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コメント

[紫香楽宮跡から出土した木簡]にはビックリしました。木というものがこれほど長くもつものとは・・・。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2008年6月10日 (火) 20時38分

万葉集に付いて書いていますのでお読みください。
もし良かったらリンクを作ってくれるとありがたいです。
当方からはリンクを作りました、よろしくお願いしmす。

投稿: いつもの人 | 2008年6月22日 (日) 22時21分

いつもの人様、コメントありがとうございます。
万葉集についての随筆、読ませていただきました。お父上の文章だそうですが、なかなか味のある随筆ですばらしいとおもいます。

リンクの件ありがとうございます。こちらからも貼らせていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: かず | 2008年6月23日 (月) 09時33分

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