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2008年7月30日 (水)

源氏物語(関屋)

蓬生は前に紹介していますので、ひとつ進んで関屋です。

ここでは光源氏が石山寺に参詣する途中、逢坂の関で空蝉とすれ違います。前の明石の君とすれ違ったパターンに似ていますが、男女の仲は偶然の出会いとか、すれ違いがドラマになるようです。

源氏は、空蝉には珍しく振られていますが、また性懲りもなく歌を送ります。

「わくらばに行きあふみちを頼みしも なほかひなしや潮ならぬ海」光源氏
“わくらば”は偶然に、“かひなし”はどうにもならないという意味で、海ではないから・・・貝がない・・・甲斐がないとかけているのかな?
偶然行き会ったけれど、会うことも出来ませんね、海でもないので逢う甲斐もありません。という感じでしょうか。

「逢坂の関やいかなる関なれば しげきなげきの中を分くらむ」空蝉
逢坂の関なのに会うことができないのですね、草の茂れるなかで嘆いています。

一度は源氏のことを振っているのですが、ずっと忘れられないでいたようです。源氏のことなんか大嫌いなんていうのは、あの弘徽殿の大バ・・・じゃない、大后くらいでしょうか。

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コメント

男女の仲は、今も昔も難しいですね。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2008年7月31日 (木) 05時54分

プチリンコさん、ありがとうございます。
1000年前も男女のドラマは同じだったんですね。

投稿: kazu | 2008年7月31日 (木) 12時55分

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