« 上賀茂神社 | トップページ | 源氏物語(賢木) »

2008年7月 2日 (水)

源氏物語(葵)2

六条御息所の怨霊で少しは懲りたのか、光源氏はあちこちの女性の所へかようのはさすがにひかえていたのですが、そのかわり・・・? 自分のところに連れてきていた紫の上と初めて男女の仲になってしまいます。この時源氏は22才、紫の上は14才。
突然のことに紫の上は大ショックで寝込んでしまい、源氏は枕元に歌を書いて置いておきます。

「あやなくも隔てけるかな夜をかさね さすがに馴れし夜の衣を」光源氏

なんとなく意味不明なあやしい歌ですが、“あやなくも”は“どうしてだか”、“さすがに”は“やはり”と古語辞典には書いてありますので、
どうしてだかこれまでは何もしない夜を重ねてきて、もう夜の添い寝には慣れたでしょう。とでも訳せばいいのかな?ちょっと意味不明ですが、源氏はこれが普通なんだよとでもいいたかったのでしょうか。

それからしばらくは口も利いてもらえず、なだめすかすのに大変だったようですが、そんなところがまたかわいい、などとのんきなことを言っている源氏です。

にほんブログ村 本ブログ 古典文学へ

|

« 上賀茂神社 | トップページ | 源氏物語(賢木) »

コメント

私もあやかりたいものです。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2008年7月 2日 (水) 21時45分

男の夢にとどめておきましょう。

投稿: かず | 2008年7月 3日 (木) 09時25分

あやなくもの歌
ワタシ的な訳はこんなです

不思議なことですね、今まで幾晩も一緒に寝てきたというのに、とはいえよく着慣れた衣を隔ててという状態で、でしたがね。(昨晩はその隔たりもなくなりましたねheart01

投稿: M | 2008年11月 2日 (日) 03時20分

Mさん、コメントありがとうございます。
せっかくコメントを頂いたのに見逃していてお返事が遅れ失礼しました。

なるほど、源氏はその衣の隔たりがなくなったということを言いたかったのですね。これですんなりと意味が通りました。

投稿: kazu | 2008年11月 7日 (金) 10時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/222059/41712318

この記事へのトラックバック一覧です: 源氏物語(葵)2:

« 上賀茂神社 | トップページ | 源氏物語(賢木) »