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2008年8月 8日 (金)

源氏物語(薄雲1)

源氏は明石の君の子供を紫の上に育てさせることを決心しました。
3つの子を親から引き離すのですから、源氏も罪なことをしたものです。紫の上の機嫌を直すには他の手段はなかったのでしょう。

明石の君とおさない姫君が別れる場面です。

「末遠き二葉の松に引き別れ いつか木高きかげを見るべき」明石の君
“生い先の長い二葉の松のような姫君がいつか小高い松のように生長した姿を見ることができるのでしょうか”

「生ひそめし根も深ければ武隈の 松に小松の千代をならべむ」光源氏
“ふたりの間に生まれてきた宿縁は深いのだから、あの武隈の松のようにきっとふたりで成長した姫の姿を見ることができるでしょう”

明石の君はあまりに激しく泣くあまり和歌を最後まで言い切れないほどです。

※補足「武隈の松」:奥の細道のサイトに詳しくのっていましたので、紹介しておきます。
http://www.bashouan.com/plTakekumamatu.htm

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コメント

和歌のおもしろさがだんだん分かってきました。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2008年8月 9日 (土) 05時58分

プチリンコさん、そう言ってもらえるとうれしいです。
源氏物語全部を原文で読むのは大変ですが和歌だけなら千年前の雰囲気をそのまま味わえますね。

投稿: kazu | 2008年8月 9日 (土) 09時45分

補足です。
「武隈の松」について私もよく知らなかったのですが、奥の細道のサイトにわかりやすく出ていましたので紹介しておきます。
本文のリンクをご覧下さい。

投稿: kazu | 2008年8月 9日 (土) 09時59分

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