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2008年8月23日 (土)

源氏物語(玉鬘)

ここからしばらくは玉鬘(たまかずら)が主役です。この帖から「真木柱」までの十帖は玉鬘十帖と呼ばれています。

玉鬘は源氏が一夜を共にして急死してしまった夕顔の子供で、父親は頭の中将です。(ちょっとややこしい・・・)
玉鬘は母親が亡くなったことは知りません。母親の行方がわからないまま筑紫のほうに移り住んでいたのですが、長谷寺に詣でた時に偶然にも当時夕顔に仕えていて今は源氏に仕えている右近と同じ部屋に泊まることになり、すべてが明らかになりました。

玉鬘は成長して美しい姫君になっています。もちろん源氏はハーレム六条院に引取り、信頼のおける花散里に預けます。あまりにも美しいので多くの男性がいいよることになります。
父親のような顔をしてそばにいる源氏ですが、実は源氏も女性として見ています。玉鬘は気持ち悪いと思っているようです。
この時、源氏は35才、玉鬘は21才。

「恋ひわたる身はそれなれど玉かづら いかなるすぢを尋ね来つらむ」光源氏
“夕顔を恋い続けている気持は変わらないけれど 玉かずらの蔓のようにあの子はどのようにしてここへ来たのだろう”

35才の源氏も参戦したいようですが、さて美しい玉鬘を射止めるのはいったい誰なのでしょう。
これからおもしろくなります。

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コメント

何だか紙芝居を見ているようで、明日が楽しみですよ。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2008年8月24日 (日) 06時10分

平安時代、宮中では源氏物語は読み聞かせだったようで、紙芝居に群がる子供たちのように、宮中の女性達は楽しみにしていたんでしょうね。

しかし一般庶民のほうは、源氏物語どころではなかったでしょうが・・・

投稿: kazu | 2008年8月24日 (日) 11時34分

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