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2008年8月 7日 (木)

源氏物語(松風)

明石の君が姫君を連れてとうとう都に出てきました、源氏との間に出来た姫君は3つになりかわいいさかりです。源氏は久しぶりに会うことができてうれしくてしょうがないのですが、紫の上の機嫌が悪いのでなかなか会うことができません。

それはそうですよね、紫の上は源氏が明かしに流されていた間、死ぬほど心配していたのに帰ってきてみたら、新しい女がいて子供までいたのですから。それに紫の上には子供が出来ないのでますますいじけます。

和歌は、久しぶりに会った源氏と明石の君が嵯峨野で交わす歌です。

「契りにしかはらぬ琴の調べにて 絶えぬ心のほどは知りきや」光源氏
“明石で約束したときの琴の調べのように、今も変わらない私の心を知っていますか”

「変らじと契りしことを頼みにて 松のひびきに音(ね)を添へしかな」明石の君
“気持ちは変わらないという約束を頼みにして、松の風に泣き声をまぎらせて待っていました”

さて、源氏は自分でまいた種をどうするつもりなのか、明石の上の子供を紫の上に渡してしまおうか、なんて事を考えています。

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コメント

いいきなもんですねー。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2008年8月 8日 (金) 05時53分

源氏はこれでも一応悩んでいるようです。出家しようかなんてことも考えているようですから。

投稿: kazu | 2008年8月 8日 (金) 09時14分

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