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2008年8月20日 (水)

源氏物語(乙女)「六条院完成」

実の子が帝になり、その后には藤壺と画策した梅壺女御がなり、こうなればもう怖いものはありません。地位も財政的にも何をしても許されます。

そしてついに、あの大ハーレム「六条院」が完成します。

春の町には「紫の上」
夏の町には「花散里」
秋の町には「秋好中宮(梅壺女御)」
冬の町には「明石の君」

引っ越しも終わり、紫の上と秋好中宮は春がいいか秋がいいか競い合います。
優雅なものです。

「心から春待つ園はわが宿の 紅葉を風のつてにだにみよ」秋好中宮
“春はまだ遠いですよ、こちらの紅葉でも風の便りにご覧ください”

「風に散る紅葉はかろし春の色を 岩音の松にかけてこそ見め」紫の上
“風に散る紅葉は軽いですよ、こちらの松の緑もご覧ください”

で、源氏は春夏秋冬の御殿をいったりきたり、はぁ~!うらやましい。

この六条院のモデルが以前紹介した、東本願寺の渉成園だと言われています。
http://wakaotazunete.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_4c70.html

京都の風俗博物館、宇治の源氏物語ミュージアムではミニチュアを見ることができます。
ミニチュアを見るだけでもため息が出ます。

写真は以前、風俗博物館へ行ったときに撮ったものです。

Huuzoku1 Huuzoku2 

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コメント

「あっちに行ったり,こっちにきたり」一度でいいからやってみたいですねー。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2008年8月20日 (水) 20時42分

しかし、この栄華を極めた生活も、はたして幸せなのか?
源氏物語の真髄「もののあはれ」はこれからですよ。

投稿: kazu | 2008年8月21日 (木) 09時39分

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