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2008年9月17日 (水)

源氏物語(篝火)

このあたりの帖はなかなか物語が進展しません。玉鬘はいったいどうなるの?という読者の心配をよそに源氏は今日も玉鬘のもとへ、今夜は篝火(かがりび)をたいてムードを出し、琴を枕に添い寝までしています。でも手をつけるのはあきらめた様子で、玉鬘も少しは安心しているようです。

「篝火にたちそふ恋の煙こそ 世には絶えせぬ炎なりけれ」 光源氏

“あの篝火にそって上がっていく煙こそ私の恋の消せぬ炎なんですよ”
と、また気障なセリフで玉鬘をくどいています。

そんな時、対岸の花散る里の御屋敷からは源氏の息子たちが笛を吹いたりして遊んでいるのが聞こえてきます。源氏は息子たちをこちらに呼び、笛や琴を奏でさせます。彼らも玉鬘には興味津津なので緊張しまくっています。

どんなメンバーがつるんでいるのか紹介しておきましょう。

【夕霧の中将】:源氏の長男、葵上との子。内大臣の娘の雲居の雁と付き合っていたが、内大臣に反対され引き離されている。

【柏木の頭の中将】:内大臣の長男、玉鬘に恋しているが姉だということは知らない。

【弁の少将】:柏木の弟

六条院の夜の一時です。篝火に照らされた源氏と玉鬘、そして源氏の息子たち、なにか絵巻の世界がそのまま現実になったような妖艶な場面です。

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※フォトアルバムのほうに少し解説をつけてみました。よかったらご覧ください。

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コメント

kazuさん、こんばんは。
ブログにコメントありがとうございます。

素敵なブログですね。
私のブログのお気に入りに登録させていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: TOM | 2008年9月18日 (木) 20時24分

TOMさん、ありがとうございます。
こちらのおすすめリンクにも登録させていただきました。
また時々お邪魔しますのでよろしくお願いいたします。

投稿: kazu | 2008年9月18日 (木) 21時57分

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