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2008年10月 9日 (木)

源氏物語(若菜上)その2

女三宮が悪いわけではないのですが、この人が登場してから次々と悲劇が起こります。
まず今回の悲劇の主役は柏木です。
その発端は例によって「垣間見」です。夕霧達と蹴鞠をしているところへ猫が走り出てきます。その猫に付けてあった紐が女三宮の御簾にからまり、御簾がめくれ上がったことで女三宮の姿が見えてしまいます。
それから柏木は取りつかれたかのように女三宮に夢中になってしまいます。

しかし、なんといっても源氏の正妻ですからどうにもなりません。源氏が出家でもすればチャンスは巡ってくるか、なんてことも考えています。

「いかなれば花に木づたふ鶯の 桜をわきてねぐらとはせぬ」 柏木

六条院から夕霧と一緒に帰る車の中で、こんな歌をつぶやきます。“どうして花から花へ渡っていく鶯は、桜だけをねぐらとしないのか”柏木は源氏が紫の上ばかりかわいがっているので女三宮がかわいそうだと思っています。紫の上はそうは思っていないのですが・・・

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コメント

やっかいなことですね。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2008年10月 9日 (木) 20時05分

垣間見てしまったのが運命の始まり、その原因はとなると、すべての発端はあの猫・・・

投稿: kazu | 2008年10月 9日 (木) 20時57分

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