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2008年10月 1日 (水)

源氏物語(藤裏葉)

源氏の息子夕霧は、頭中将の娘、雲居雁との結婚がようやく許されることとなりました。

明石の君は同じ六条院の中にいながら何年も会うことのできなかった姫君にやっと会うことができました。

頭の中将は太政大臣(だいじょうだいじん)になります。

源氏は準太上天皇(じゅんだいじょうてんのう)になります。準太上天皇というのは天皇が譲位した後の位に準ずるという位で、これで最高の地位まで上り詰めてしまったということになります。

頭の中将は源氏と一緒に舞った青海波のことを思い出します。でもやはり源氏は特別の人だったのだなあと思い、歌を送ります。頭の中将は源氏のよきライバルでしたがやはり源氏にはかないませんでした。紫の雲、菊の花、世の星、これ以上の讃辞はありません。

「紫の雲にまがへる菊の花 濁りなき世の星かとぞ見る」 太政大臣

まさに♪地上の星♪です。とうとうここまできてしまいました。
しかし、来年は40歳になります。この時代、余生も長くはありません。息子もなんとか落ち着いたようです。
源氏は出家を考えます。

栄華を極めれば後は寂しいものというのが、源氏物語を読んでいるとしみじみと感じられます。

光源氏の栄華の物語は、ここで一区切り、第一部を終えます。

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コメント

一体何がよくて昇進したのでしょうか!!!

投稿: 豪腕プチリンコ | 2008年10月 1日 (水) 20時21分

家柄、美貌、才能を持ち合わせた上に策略家でもあります。これでは誰もかないません。

投稿: kazu | 2008年10月 2日 (木) 14時43分

才能かー。すべてを持ち合わせているんですねー。もう嫌になっちゃう・・・。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2008年10月 2日 (木) 20時40分

こんな男が実在したのか?
どうも実在していたような感じですね。
源融?

投稿: kazu | 2008年10月 2日 (木) 23時28分

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