« 源氏物語(若菜下)その4 | トップページ | 源氏物語(横笛) »

2008年10月26日 (日)

源氏物語(柏木)

女三宮は男の子を出産します。源氏の子ということになっていますが、実は柏木との不義で生まれた子です。

柏木は源氏の一睨みで寝込んでいましたが、そのまま回復せずとうとう死んでしまいます。源氏に責められたことから来る心の病です。恐ろしいものです。

源氏は女三宮に対してもきついことを言います。

「誰が世にか種はまきしと人問はば いかが岩根の松はこたへむ」 光源氏

“いつか誰かに誰が種を蒔いたのかと聞かれれば 岩根の松のようにかわいいこの子は何と答えるだろうか”

こう言われて女三宮もますます悲しくなります。源氏も実の子ではないこの子を抱いて心境は複雑です。

源氏がこの子を抱いているところの国宝源氏物語絵巻がありますので、復元模写で紹介しておきます。
(よみがえる源氏物語絵巻より)

源氏の表情が悲しげです。この子が、この後の宇治十帖の主人公となる薫です。

Kasiwagi

にほんブログ村 本ブログ 古典文学へ にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ

|

« 源氏物語(若菜下)その4 | トップページ | 源氏物語(横笛) »

コメント

人生の縮図というか、なんでもありですね。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2008年10月27日 (月) 05時30分

http://fm767.net/podcast/onair/4566

このラジオも聴いてみてください。
柏木についての編です。

投稿: | 2011年11月28日 (月) 20時15分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/222059/42911483

この記事へのトラックバック一覧です: 源氏物語(柏木):

« 源氏物語(若菜下)その4 | トップページ | 源氏物語(横笛) »