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2008年10月22日 (水)

万葉集の木簡3

またもや万葉集の木簡のニュースが入りました。

奈良の石神遺跡で発掘された木簡に万葉集の和歌が書かれていたことが確認されました。これが最古の物となるそうです。

「朝なぎに来寄る白波見まく欲(ほ)り 我はすれども風こそ寄せね」 読み人知らず

《見まく》は見たい・会いたいという意味、《欲る》は望むという意味ですから、《見まく欲り》は会いたいと思うという意味ですね。
《白波》は彼女のことだとすると、

“朝なぎの海を見ながら彼女のことを待っているが、風も吹かないし彼女も来ない”という意味でしょうか。万葉集らしい雄大で悲しい、いい歌ですね。

この木簡をこの時代の人はどういう風に使ったのでしょうか。
和歌のお手本?貴族のステータス?・・・
7世紀の終わり頃だそうですからまだ万葉集も完成していなかった時期です。やはり日本では太古から和歌の文化が栄えていたようですね。

この文化が現代まで続いていて、千年以上前の人と同じ感動を味わっているというのはすばらしいことだと、しみじみ思います。

朝日新聞記事へ
http://www.asahi.com/culture/update/1017/OSK200810170080.html?ref=rss

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コメント

驚き以外の何ものでもありません。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2008年10月22日 (水) 20時46分

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