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2008年11月24日 (月)

源氏物語(竹河)

この時代、催馬楽(さいばら)という歌がはやっており、その中の竹河を薫が歌ったところからこの帖名がついています。

どこで歌ったかというと玉鬘の御殿です。
玉鬘といえば、髭黒の大将に無理やり犯されかわいそうな結婚生活を送らざるをえなかったのですが、結局は5人の子供も出来、髭黒はもう亡くなってしまいましたが幸せな人生を歩んでいるのです。
その一番上の姫君、大君(おおいきみ)を薫は狙っていたようなのですが、玉鬘は冷泉院に差し出します。
冷泉院は玉鬘のことが今でも好きで髭黒に取られてしまったことを根に持っているので大君のことは仕方なかったようです。

こんなこともあり薫はまだ若いのですがご隠居みたいな歌を読みます。

「流れての頼めむなしき竹河に 世は憂きものと思いしりにき」
“時は流れ竹河を歌った頃の希望もなくなり 世の中は悲しいものと知りました”

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