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2008年12月17日 (水)

源氏物語(浮舟)

薫が隠してしまった浮舟の居所を匂宮は嗅ぎつけ、薫のふりをして宇治の浮舟のもとへ忍び込みます。強引に一夜を共にしてしまいます。
薫ではないと気付いた浮舟ですが、この歌のやり取りでもわかるように匂宮を愛してしまいます。

「長き世を頼めてもなほ悲しきは ただ明日知らぬ命なりけり」 匂宮
“あなたとの行く末を誓っても 悲しいのは明日の命もわからないことです。”

「心をば嘆かざらまし命のみ 定めなき世と思はましかば」 浮舟
“わからないのが命だけならば なにも悲しんだりはいたしません。”

薫と匂宮の間で悩みぬいた浮舟はついに自殺を決意します。

今日も冬の北陸とは思えぬよい天気です。
窓から裏の畑の方を見てみるとキジのカップルが仲良く歩いていました。
人間の世界ではなぜこの鳥のようにうまくいかないのか、などと考えてしまいます。

Kiji

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コメント

かわいそうに。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2008年12月17日 (水) 21時47分

男たちの身勝手のためにかわいそうなことになってしまいました。
次の記事に死を決意した浮舟の歌をのせました。

投稿: kazu | 2008年12月18日 (木) 09時25分

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