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2008年12月23日 (火)

源氏物語(夢浮橋)

浮舟が小野の里にいるということを聞きつけた薫は、浮舟の弟の小君に文を持たせ浮舟のところへやります。小君は死んだはずの姉が生きていたので喜んで向かいますが、浮舟は弟にも会おうとせず、文も見ようとしません。
浮舟の記憶はある程度戻ったようですが、もとに戻ることをひたすら拒み、仏道の道に生きる決意をします。

「法の師と尋ぬる道をしるべにて 思はぬ山に踏み惑ふかな」
“僧都のことを仏道の師とあおいできましたが 思わぬ恋の道に踏み惑うことになってしまいました”

一時は仏道の道を歩もうとした薫ですが、どう間違ったのか女君の後を追いかけては、ふらふらしているという有様になってしまいました。
最後には浮舟には別の男がいて隠しているのではないかと疑います。

そして長い長い物語はここで終わります。

死のうとして死にきれず出家して仏道の道に入る浮舟と、
浮舟に会おうとする薫、

みなさんはこの源氏物語の結末をどう思われますか、わたしはこの二人に、栄華を極めた光源氏や他の女君と共にやりきれない空しさ寂しさを感じます。
結局紫式部が言いたかったのも、このあたりなのかと思いますが、私にはうまく表現する力量がありません。
夢の浮橋というタイトルがすべてを現しているようにも思われます。

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コメント

ここまでたどり着きましたね。お疲れ様でした。

投稿: gatayan | 2008年12月23日 (火) 19時51分

「男と女の間には暗くて深い川がある」いつの世にも行き違いはあるようですね。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2008年12月24日 (水) 11時29分

gatayanさん、ありがとうございます。

とりあえず最後まできましたが、源氏物語は奥が深いので和歌だけをとっても、まだほんの一部分だけしか紹介しておりません。この後もまだまだ続きますので、またよろしくお願いします。

投稿: kazu | 2008年12月24日 (水) 18時10分

プチリンコさん、ありがとうございます。

源氏物語の場合は、深い川にかかっている橋が、もろいので大変です。

投稿: kazu | 2008年12月24日 (水) 18時13分

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