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2009年1月25日 (日)

雪(源氏物語、浮舟)

今日はひどく雪が降っています。
『袖打ち払う影もなし』という定家の歌のようです。

定家は源氏物語から連想してこの歌を詠んだようですが、宇治十帖で匂宮が浮舟を訪ねる場面がぴったりくるような気がします。

浮船は雪の中、宇治まではるばる宇治までやってきた匂宮を愛してしまい、
薫との三角関係に悩みます。

「峰の雪みぎはの氷踏み分けて 君にぞまどふ道はまどはず」 匂宮
“峰の雪や水際の氷を踏み分けても道に迷うことはないけれど、君には心が迷ってしまう。”

雪の中の山荘で二人は朝まで愛し合います。
私なんかは寒くなかったのか、なんて野暮な心配をしてしまいますが源氏物語にはそんなことは書いてありません。

サイドバーの和歌は定家のものに替えました。

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コメント

愛が勝というやつですね。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2009年1月25日 (日) 16時37分

この若い二人には寒さなんか関係ないのでしょうか。
源氏物語には寒いという記述があまりないんですよね。たいした暖房もなかったと思いますが。

投稿: kazu | 2009年1月26日 (月) 09時41分

こんばんは。

匂宮が浮舟を訪ねるシーン、ハイライトですね。
映画のワンシーンのよう。

匂宮の歌もステキです。こんなふうに詠まれると、女性は弱い。 けれど京から宇治まで冬にやって来るのは、大変だったでしょうね。 山越え?

それから私、渉成園には行ったことがありません。写真を拝見してぜひ行きたいなあと考えています。

Kazuさんの記事はいずれを読んでもとても心が落ち着きます。 ありがとうございます。 

二条の后のお話も興味深いです。以前彼女に関するとても変った本を読んだことを思い出しました。

投稿: ☆サファイア | 2009年1月30日 (金) 20時40分

追記

TBを送らせていただいております。変った記事で申し訳ないです。

投稿: ☆サファイア | 2009年1月30日 (金) 20時54分

サファイアさん、コメントありがとうございます。
ほんとに映画のシーンのようだと私も思います。宇治十帖のあぶなげな、霧のかかったようなような雰囲気が大好きです。

p.s.トラックバックがきていないようですが・・・

投稿: kazu | 2009年1月31日 (土) 09時39分

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» 体が香る人 源氏物語 薫の君のような人は実在した? [時空を超えて]
源氏物語、宇治十帖の主人公のひとり、薫の君( 薫大将 )。 その名のとおり、身体からかぐわしい芳香を放つ貴公子です。 彼の場合、香をたきしめた衣が匂うのではなく、身体じたいがこの上なくすばらしい香りを放ちます。 物語とはいえ、不思議な人ですね。 こうした人を古代中国では、<挙体芳香/異香>の人と呼びました。そして歴史上、薫の君のような人がじっさい存在していたようです( まあ現代に生きているわけではないので、伝説の霧におおわれている部分も多々ありますが・・・ )... [続きを読む]

受信: 2009年2月 2日 (月) 23時19分

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