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2009年1月30日 (金)

若菜つむ

前の記事からのつながりで光孝(こうこう)天皇の歌です。
百人一首にもはいっています。

「君がため春の野に出でて若菜つむ わが衣手に雪は降りつつ」 光孝天皇

この歌は訳す必要もないとおもいますが、詠まれたのは光孝天皇がまだ親王の時の歌で若い時です。君というのは誰だったのかはわかりませんが、思っている方でもいたのでしょうか。
まだ雪のちらつくころの若菜を摘んで食べるのは縁起のいいことだとされていたようです。

国文学者の金田元彦氏によると、光孝天皇は光源氏のモデルであり源氏マニアの定家は源氏物語の若菜の帖にちなんでこの歌を入れたそうです。
と、『田辺聖子の小倉百人一首』に書いてありました。

ということはかなりなイケメンだった?

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コメント

光源氏のモデルですか。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2009年1月30日 (金) 12時03分

>プチリンコさん、
光源氏のモデルには諸説あるのではっきりとはわからないのですが、源融(みなもとのとおる)とする説の方が有力かと思います。
いずれにしても千年前のことですから、光源氏みたいな人物がいたというのを想像するだけでもワクワクしますね。

投稿: kazu | 2009年1月30日 (金) 17時14分

はじめまして。
早速、お邪魔させて頂きました。

どれも一つ一つが興味深く、とても勉強になります!

私の和歌への興味の起源は、学校で学ぶ「百人一首」だったように思います。
当時は、ただただ和歌の響きが心地よくて、それだけで意味などわからずに全部覚えるという宿題をクリアできたのだと思います。
中でもこの「君がため~」と小野小町の「花の色は~」が子供心に大好きでした。

またお邪魔させて頂きます。

投稿: こころ | 2009年1月30日 (金) 19時28分

こころさん、ありがとうございます。

百人一首は日本の大切な文化になっていますね。
おぼえていて絶対に損はないと思います。
私の子供のころに覚えておけばよかったと思います。
今になって覚えても覚える端からどんどん忘れてしまいます^^;

投稿: kazu | 2009年1月31日 (土) 09時45分

昔覚えた和歌を懐かしみながら拝見しました。
私には日常を忘れほーっと心のやすらぐページでした。詩は普通に好きでしたけどこんなふうに感じたのは初めてです。

また読ませてくださいね。

投稿: さくら | 2009年2月 3日 (火) 05時43分

さくらさん、コメントありがとうございます。
ここでホッとしていただければこんなにうれしいことはありません。
私も日常を忘れ千年前の世界でウロウロしております。
またおいで下さい。

投稿: kazu | 2009年2月 3日 (火) 12時53分

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