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2009年1月20日 (火)

法性寺入道前関白太政大臣

このなんとも長~い名前、読むのも大変ですが、(ほっしょうじにゅうどうさきのかんぱくだじょうだいじん)と読みます。
百人一首の中で一番長い名前。なんでこの人がでてきたかというと前の記事の慈円僧正のお父さんなのです。
やはり慈円、ただのお坊さんではありません。すばらしい歌人の血を引き継いでいます。
この人のことを説明すると『保元の乱』の話からしなければならないのですが、今はこの辺でやめときます^^;

この名前、実は夏目漱石の『吾輩は猫である』にも出てきます。苦沙弥先生が細君に一番長い字を知っているか?、と聞くと細君が『前関白太政大臣でしょう』と答える。さすが先生の細君です。

それはおいといて、

「わたの原漕ぎ出でて見ればひさかたの 雲居にまがふ沖つ白波」 法性寺入道前関白太政大臣

一行ではおさまらないくらい名前が長いのですが、いい歌です。

“大海原にこぎ出でてみると 沖の方には雲とまちがうような白波がたっている 素晴らしい眺めだ”
なんとも雄大な歌ですね。

しかし名前がややこしい。
百人一首の歌人には、結構ややこしい名前があります。
定家さんも気を使ったのでしょうね。肩書きをはずすわけにはいきません。

今でもさきの○○大臣とか、さきのなんとか官房長官だとか、いっぱい肩書きをつけている人が・・・

p.s.百人一首の歌人名で読めないのが私もいくつかありましたので、ホームページのリストに振り仮名をつけました。
http://homepage3.nifty.com/wakaotazunete/hyakunin.html

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コメント

なんだか歌麿の浮世絵を見ているような・・・・・。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2009年1月20日 (火) 20時22分

プチリンコさん、ありがとうございます。
歌麿ですか、波を描いた絵ですとやはり広重かと思いますが・・・^^

投稿: kazu | 2009年1月21日 (水) 14時34分

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