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2009年1月29日 (木)

こほれる涙

昨日、今日と久しぶりに晴天の春のような日が続いています。
なかなかお陽さまの顔を見ることができない冬の北陸に住む者にとってはうれしいかぎりです。
でもまだ1月ですからね。春はまだまだですね。

「雪のうちに春は来にけり うぐひすのこほれる涙今やとくらむ」

二条の后、古今集

”雪に閉ざされた中でも春はくるんですね うぐいすの凍っていた涙も解けたのでしょうか”

うぐいすの涙が解けるという表現、すばらしいですね。
私なんかは想像もつきませんが、千年前から日本人はすばらしい感性を持っていたんですね。

二条の后は藤原高子という方で百人一首で有名な光孝天皇の皇太后です。
いろんなスキャンダルが残っていまして、在原業平と恋仲だったとか、僧侶と密通したとかいろいろあったようです。政略だったという説もあります。
うぐいすの涙が解けるというのも、なにかを含んでいるような気がしますが・・・

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コメント

うーん、素晴らしい感性ですね。現代があまりにもぎすぎすしすぎて、日本人のもっていた優しさ、感性が失われつつあるのが怖いです。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2009年1月29日 (木) 13時12分

古典を読むということは大事ですよね、とはいえ私もその良さが分かってきたのは最近ですが・・・

投稿: kazu | 2009年1月29日 (木) 15時47分

kazuさん、こんにちは 総務工房です。

長野県ではうぐいすが鳴くのは4月上旬です。最初は鳴くのが下手で、新人のアナウンサーのように「噛んで」しまいます。聴いているこちらも「おっとっと」です。

でも、長野県は冬が厳しいので、うぐいすが鳴くのをとても楽しみに待っています。happy01

投稿: 総務工房 | 2009年1月30日 (金) 08時23分

総務工房さん、コメントありがとうございます。

長野の寒さもハンパじゃなさそうですね。ほんとに氷に閉ざされているんでしょうね。

投稿: kazu | 2009年1月30日 (金) 09時56分

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