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2009年1月19日 (月)

親鸞

中日新聞で五木寛之氏の小説「親鸞」が連載されています。
これがなかなかおもしろくて毎朝読むのが楽しみです。新聞の連載小説はこれまであまり続けて読んだことはないのですが、今回はもうやめられなくなりました。

今はまだ若い親鸞が比叡山で修業しているところ。慈円僧正のもとで苦しみながら悟りを開こうとしています。

親鸞は和歌はあまり残していないのですが、慈円は数多くの和歌を残しています。
先日紹介した百人一首の「おほけなく・・・」の歌は有名ですが、他にも素晴らしい和歌がたくさんあります。

新古今集から

「極楽へまだわが心ゆきつかず ひつじの歩みしばしとどまれ」 前大僧正慈円

『ひつじのあゆみ』とは屠所にひかれて行く羊の歩みの意で、死が近づいてくることのたとえです。
“私の心の修行は極楽には程遠い、私の死ぬべき歩みよしばしとどまってくれ”

心を打つ歌です。大僧正慈円であろうとも悟りを開くことが出来ず苦悩していたのですね。

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