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2009年2月21日 (土)

梅の花:藤原家隆

新古今集を開いてみると、前回ご紹介した定家の歌の前後に梅の花を歌った作品がずらりとならんでいます。
定家の歌の次には藤原家隆の歌が続きます。

「梅が香に昔を問へば春の月 答えぬ影ぞ袖にうつれる」 藤原家隆朝臣
“梅の香に誘われて昔を思い出してしまった。月に訪ねても答えてくれない。私の袖は涙で濡れ月の光が映るばかり”

涙でぬれた袖に月が映る。前の定家の歌とほとんど同じ状況です。家隆さんの過去には何があったのでしょう。
定家と家隆はライバル同士。女性問題でもめた?なんてことはどこにも書いてありません^^;

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コメント

泣かせてくれますねー。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2009年2月21日 (土) 19時36分

この時代の男はすぐ泣いたようで、袖が涙ですぐに濡れてしまいます。

今ならハンカチで拭きなさいと叱られます。

投稿: kazu | 2009年2月21日 (土) 20時06分

なるほど、梅が春の月につながり、そして涙をさそうのですね。
梅と月の風流に…、I’ll boost your rank up through my click.

投稿: Grayman Returns | 2009年2月21日 (土) 20時31分

>Graymanさん、
梅と月は合うようですね。月があればなおいいかも。
梅は香りがありますから、この時代では桜より人気があったようです。

いつもclickありがとうございます。

投稿: kazu | 2009年2月21日 (土) 20時38分

初めまして。急なコメントで失礼いたします。
私は21歳の♀ですw昔から和歌が大好きなのですが、まわりにまったく同じ趣味の友人がいなくいつも携帯で検索して読んだり本を買ったり、1人さみしく和歌を読んでます。そんな中このブログを見つけて読ませていただき、すごく嬉しくなりました。更新される和歌に共感が持てたり、画像に癒されたり…このブログに出会い、ますます和歌が好きになりました。もうさり気なく半年くらい読み続けています。ありがとうございます。コメントとか苦手なのでもう書き込まないと思いますが、この素晴らしいブログを作られている方に一言お礼だけでも申し上げたいと思い今回書き込ませていただきました。これからも楽しみにしています。私の気持ちをお伝えしたかっただけですのでお返事も結構です。一方的な書き込みですみません。この季節の変わり目、お身体崩されないように気をつけて下さい。

投稿: なな | 2009年2月26日 (木) 13時01分

ななさん、いつも読んでくださってありがとうございます。返事もいらないとのことでしたが、とてもうれしいコメントでしたので、あえて書かせていただきました。

たしかに和歌を取り上げているブログは少ないかもしれません。文学の研究をされている方のブログはあってもわたしのような唯の和歌好きで書いているブログはもっと少ないかもしれませんね。

あなたのような読者に支えられながら、楽しく書き続けています。これからもよかったらお付き合いください。
ROMで構いませんので。

ありがとうございました。

投稿: kazu | 2009年2月26日 (木) 13時42分

お若い方からのコメント、うれしいですね。これからも宜しくお願い致します。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2009年2月27日 (金) 12時20分

>プチリンコさんへ、
シニアのSNSのほうは終わってしまいましたが、こちらこそよろしくお願いいたします。

投稿: kazu | 2009年2月27日 (金) 12時51分

家隆の歌をさがしていて、ここに辿り着きました。和歌を、新古今和歌集を中心にさぐっています。今はもう紅葉の季節。でも私の勉強は、未だ春の部を、ウロウロしているということです。家隆のこの歌はわかりやすく好きです。だが、この時代の人はどうして袖が濡れるほど泣くのでしょうか。また袖がでると、濡れることが前提で、月影が映ることになりますが、根本の美意識というか、よってくる原典は何なのでしょうか。分る方お教えください。

投稿: いまだはるのぶ | 2009年10月23日 (金) 17時12分

いまだはるのぶ様、コメントありがとうございます。

袖が濡れることに関して詳しいことはわかりませんが、
こんな本を見つけましたので、参考まで、

「涙の詩学」
http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN4-8158-0392-7.html

投稿: kazu | 2009年10月24日 (土) 08時25分

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