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2009年2月17日 (火)

梅の花:偕楽園

梅の花を歌った定家の素晴らしい歌があります。

「梅の花にほひをうつす袖のうへに 軒漏る月のかげぞあらそふ」 藤原定家
“私の袖の上では梅の花の香りと軒から漏れる月の明かりが競い合っている”

なんという素晴らしい表現でしょう。月の光が映っているというのですから、涙で袖が濡れているとも表現しています。
実はこの歌は伊勢物語の「月やあらぬ・・・」の歌をもとにしています。業平があばら家で愕然として涙している姿を思い浮かべて下さい。

兼六園の梅の花の写真でも載せたいと思ったのですが、あいにくの雪もようでして、あかひとさんが写した偕楽園の素晴らしい写真をお借りしました。

「友部丹人旅日記」

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コメント

札幌のサクラは5月です。梅が先か、サクラが先か、毎年競争です。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2009年2月17日 (火) 21時40分

和歌訪ねkazu殿の庭に飾られし我が写真の恥ずかしくもあり 丹人

掲載いただくは
いとうれし
ありがたし^^

頓首

投稿: あかひと | 2009年2月18日 (水) 06時33分

>プチリンコさん、
桜は5月ですかー、もう散り始めているところもあるとラジオで流れてましたが、そこが日本の面白いところかもしれませんね。

投稿: kazu | 2009年2月18日 (水) 09時35分

>あかひとさん、
素晴らしい写真です。
この歌もいいですね。

「天地に春魁けて咲く花の好文亭を白く染めゆく」 丹人

投稿: kazu | 2009年2月18日 (水) 09時37分

好文ですか  梅のことですね。

宮城県のとある高校が事情によりどうしても校名を替えなければならないとき、その高校の校章をもじって好文館高校と名付けたそうです。

投稿: gatayan | 2009年2月18日 (水) 15時35分

>gatayanさんへ、
好文って梅のことだったんですか、知りませんでした。
だから好文亭なのかぁ。

勉強になりました。

投稿: kazu | 2009年2月19日 (木) 09時03分

 晋の武帝の故事に「文を好めば則ち梅開き、学を廃すれば則ち梅開かず」という記録があります。
 この故事にちなみ、梅を好文木と呼んでいます。

 でも、こんなこと考えて校名を考えた人はかなりの知識人でしょうねえ。

投稿: gatayan | 2009年2月20日 (金) 13時09分

>gatayanさんへ、

さすがに博識ですね。
晋の時代からきてるとは!

投稿: kazu | 2009年2月20日 (金) 18時14分

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語らは暇無く過ぎて今年も梅 紅きはまばら 白きは盛りに 齟齬来したまま疎遠になつた人等のこと今さら思ひうかべつつ。梅はどこか人間臭い風情があります。... [続きを読む]

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» 好文亭 [友部丹人旅日記]
天地に春魁けて咲く花の・・・・・・・・・・・・・・ [続きを読む]

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