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2009年2月27日 (金)

伊勢物語:第二十三段

伊勢物語から幼馴染の男女が結ばれる話。

小さい頃井戸の周りで遊んでいた男女が、大人になったら恥ずかしくなって会うこともなくなった。
でも男は結婚したいと思っている。女も親は反対するがこの男のことを思っている。
ある日、男は思い切って歌を届けます。

“筒井筒(つついつつ)=井戸の周りの垣”
この話は後に筒井筒という能になっているそうです。

「筒井(つつゐ)つの井筒(ゐづつ)にかけしまろがたけ 過ぎにけらしな妹(いも)見ざるまに」 男
“井戸の周りの垣に届かなかった僕の背丈も 君に会わないうちにもう高くなってしまったよ”

「くらべこしふりわけ髪も肩すぎぬ 君ならずして誰かあぐべき」 女
“くらべっこしていた髪の長さも、もう肩を過ぎてしまいました。髪上げをしてしてもらうのはあなた以外にはいません。”

髪上げというのは女性の成人式のようなもので、髪上げをしてもらった男性と結婚することが多かったようです。
ということは、この二首はプロポーズとOKの答えのようなものです。めでたしめでたし。

しかし、この物語には続きがありまして、すんなりとは・・・後半はまた次回に。

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コメント

幼馴染という存在に、多少の憧れがあります。
子供のころに読んだ少女マンガの影響です、きっと。

でも、そんな一見よくあるシチュエーションは、千年以上前からあったのですね。
続きが気になります。。。

投稿: こころ | 2009年2月27日 (金) 20時44分

筒井筒(つついつつ)は記憶がありますね。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2009年2月27日 (金) 21時23分

優雅ですね♪
こんな「たおやかな世界」にこそ、生きてみたい(^_-)-☆
美しい歌、二首に…、I’ll boost your rank up through my click.

投稿: Grayman Returns | 2009年2月27日 (金) 22時04分

>こころさんへ、
男女の恋は千年前も今も変わりません。昔のほうがもっとストレートだったような気がします。

>プチリンコさんへ、
伊勢物語は短く完結しているので、よく教科書に載っています。古典の勉強で伊勢物語が嫌いになる子が多いようです。

>Graymanさんへ、
私も千年前にもどりたい気分です。せめてこのブログの中では千年前の気分で・・・

投稿: kazu | 2009年2月27日 (金) 22時55分

お早うございます。

普段メインで使っています「Doblog-木陰の散歩道」のサイトがサーバーの不具合でしばらく使えなくなりましたwobbly

復旧するまで避難所として「木陰の散歩道(so-net)」で日記を更新しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします(こちらにもリンクを張らして頂きました)coldsweats01

投稿: nmzk | 2009年2月28日 (土) 08時01分

nmzkさん、お知らせとリンクもしていただきましてありがとうございます。
こちらからは
音の散歩道
の方へリンクを貼らせていただいています。
今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: kazu | 2009年2月28日 (土) 10時11分

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