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2009年2月12日 (木)

伊勢物語「第四段」

伊勢物語の第四段です。古今集にも載っている在原業平の有名な歌がでてきます。

「月やあらぬ春や昔の春ならぬ 我が身ひとつはもとの身にして」 在原業平

なにか調べがいいですね、意味は細かく見るとややこしいのですが、だいたいこんな意味です。
“月も春の花もすっかり昔とは変わってしまった。変わらないのは私だけかぁ”

どんな場面かといいますと、業平は例の連れて逃げようとして鬼に食われてしまった(第六段)の藤原高子(二条の后)の所へ通っていたのですが(まだ駆け落ちする前です)、
身分も違うし、まわりの者はあまりよく思っていなかったようで、こっそり別の屋敷へ隠してしまった。
そうともしらずしばらくしてから逢いに行った業平は、ガランとして誰もいないあばら家で途方に暮れ、泣きながら帰るというところです。

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コメント

時の流れに、自分だけが置き去られてしまったかの様な“忘失感”!
むかしむかし…、
高校で、古文の時間に習った、その時の記憶が鮮明によみがえります。
平安の美男子・伊達男の“業平”に…、I’ll boost your rank up through my click.

投稿: Grayman Returns | 2009年2月12日 (木) 19時31分

「変わらないのは私だけ」身につまされるお話です。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2009年2月12日 (木) 20時10分

>Graymanさん、
伊勢物語は古文の教科書によく登場しますが、高校生にはわかりませんよね。
私も今になってやっとおもしろさがわかってきました。

投稿: kazu | 2009年2月12日 (木) 21時09分

>プチリンコさん、
これほどの色男でも、うまくいかないのが恋の道なのですね。

投稿: kazu | 2009年2月12日 (木) 21時11分

いつもコメントありがとうございます。

投稿: ryuusei | 2009年2月13日 (金) 02時19分

>ryuuseiさん、こちらこそありがとうございます。
「源氏物語の世界」いつも楽しみにしております。

投稿: kazu | 2009年2月13日 (金) 09時29分

kazuさん、こんにちは。

鬼に食われてしまうなんて!
そんなところに閉じこめるなんて!
この時代の女性は、描かれ方もほんとに非力ですよね。

でも源氏物語も同様に、このような非力な女性だからこそ、きっと男性は好きになるのでしょうけれど。

投稿: こころ | 2009年2月16日 (月) 16時22分

こころさん、コメントありがとうございます。

案外この時代は男性が非力だったりもします。
源氏物語の六条御息所や伊勢物語には小野小町も登場しますが、こんな女性には男はたじたじです。

六条御息所は結構好きなタイプですが。^^

投稿: kazu | 2009年2月16日 (月) 17時05分

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