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2009年4月23日 (木)

春の夜の夢

「春の夜の夢」このフレーズが気に入っています。
なんとなく、妖艶で、はかなく、けだるい、
新古今集によく出てきます。

「枕だに知らねばいはじ見しままに 君かたるなよ春の夜の夢」 和泉式部

“ふとしたはずみで男と一夜を共にしてしまった。枕を用意する暇もなかったのだから、枕もみていない。
君もこの春の夜の夢を人に話さないでね”

枕もないというのはよほど急な出来事だったようで、さすがの恋多き和泉式部も男にクギをさします。
こんなに色っぽく言われたら、ますます誰かに話したくなるかもしれませんね。

それに『君』なんて言われたら、この時代の男はどう思ったのでしょう。
与謝野晶子とか俵万智さんの作品にもよく出てきますが、

死にたもうことなかれ・・・」
「この味がいいねとがいったから・・・」
かたるなよ春の夜の夢」

千年たっても通用しますね、すばらしい。

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コメント

kazuさん、こんばんは。わぁ~~~和泉式部さんの登場なんですね! 嬉しい! 私、彼女の歌大好きなんです。特にあの「蛍」が。

この「春の夜の夢」もステキですね。和泉式部さんの歌には独特のリズムがありますね。 ありがとうございます。

投稿: ☆サファイア | 2009年4月23日 (木) 22時12分

☆サファイアさん、コメントありがとうございます。

蛍といえばこの歌でしょうか。
「物おもへば沢の蛍も我が身より あくがれいづる魂かとぞみる」
貴船神社で詠んだ歌ですね。

和泉式部いいですね。

投稿: kazu | 2009年4月24日 (金) 09時21分

題名の「春の夜の夢」に魅せられました(^^♪
情熱の女流歌人・和泉式部さんには、とてもフアンが多いようですね。
先の方も↑、そのお一人であるようで…♪
和泉式部が夫との復縁を願うために貴船神社に詣でた時の和歌ですよね。
『沢の蛍』の歌は、昔々に学んだ古文の教科書にも載っていた歌ですね(*^^)v

京都にいた頃、夏になるとよく、涼を求めて鞍馬に行きました。
鞍馬の火祭りで有名な「由岐神社」を経由して、奥の院魔王殿へ…と。
そこから更に、義経の修業後や木の根道を通って、貴船に出る。
京の奥座敷といわれた貴船は、夏でも涼しかった!!
貴船の“川床”に…、I’ll boost your rank up through my click.

投稿: Grayman Returns | 2009年4月24日 (金) 18時23分

Graymanさん、ありがとうございます。

貴船神社は行ったことがないんですweep
次に京都に行った時は、ぜひ訪ねたいと思います。

投稿: kazu | 2009年4月24日 (金) 19時27分

そんな場面に遭遇してみたいですねー。

投稿: 豪腕プチリンコ | 2009年4月26日 (日) 16時13分

プチリンコさん、
和泉式部のような女性が今いたら、大変だと思いますが・・・

投稿: kazu | 2009年4月26日 (日) 22時11分

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