柿本人麻呂
ツツジの記事のコメントでgatayanさんが人麻呂の歌を紹介されました。
このブログではこの歌はまだ紹介していなかったようです。万葉集屈指の名歌といってもいいと思います。
「東の野にかぎろひの立つ見えて かへり見すれば月かたぶきぬ」 柿本人麻呂
なんとも雄大な風景です。
「かぎろひ」というのは日が昇る前に東の空が明るくなる現象だと思いますが、人麻呂はどんな光景を見たのかはわかりません。
しかしこの歌にこめられている思いは単なる風景をうたったものではありません。
前に紹介した草壁皇子の子の軽皇子と狩りに出たときの歌ですが、今から世にでようとする軽皇子と若くして亡くなった父草壁皇子を思って歌ったと思われますが、これはいろんな説がありこんな単純なものではないと思いますが・・・
この歌の前にはこんな歌があります。
「安騎の野に宿る旅びとうちなびき いも寝らめやもいにしへおもふに」 柿本人麻呂
“安騎の野に旅してみると昔のことが思い出され寝ることもできません”
寝ることもできなかった人麻呂の思いはどんなだったのでしょう。
詳しくは奈良在住のgatayanさんのサイトをぜひご覧ください。
万葉集・奈良の事が詳しく紹介されているすばらしいサイトです。
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コメント
過分なお褒めの言葉、恥じ入る限りです。
ところで、この「東の・・・」の歌、最初に出会ったのは中学校の頃でしょうか。国語の教科書に載っていたのだと思います。
その頃はさほど古代のことや文学に興味がなかった私ですが、この歌には妙な力を感じていたのは確かです。
投稿: gatayan | 2009年5月 8日 (金) 21時20分
Gatayanさんのサイトで勉強させてもらっています。
m(_ _)m
投稿: kazu | 2009年5月 9日 (土) 08時55分