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2009年7月31日 (金)

源氏物語:匂宮

源氏物語の中では女性の立場から見ると薫よりも匂宮のほうがどうもファンが多いようですので匂宮の歌を紹介します。前回紹介した薫の歌の次に出てきます。

「いづくにか身をば捨てむと白雲の かからぬ山をなくなくぞ行く」 匂宮
“いったいどこに我が身を捨てたらいいのか、雲のかかった山をなくなく私は帰ります”

薫は浮舟と匂宮の関係を知って、浮舟のいる宇治の山荘の警護を厳重にします。それと知らずに浮舟に逢いに来た匂宮は浮舟に逢うことが出来ず泣く泣く都へ帰ります。
これを聞いた浮舟はますますこの三角関係に身の置き場がなくなり死の決意をします。

源氏物語の中にはかなしい場面が数多く出てきますが、私はこのあたりから浮舟が入水するまでの部分が一番悲しいような気がします。

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コメント

こんばんは。
月1回源氏物語の講読会を始めました。
時々こちらに伺って勉強させていただきますね。
漫画も参考書にしている初心者ですが。

それから最近織物を始めました。
お暇な時覗いていただけたら幸いです。
http://teruterukozou.seesaa.net/
てるてる小僧

いつか源氏物語の色使いを学んで
織物で試してみたいです・・・・・
いつのことやら?


投稿: いらくさ | 2009年7月31日 (金) 21時09分

いらくささん、ようこそおいで下さいました。
源氏物語の講読会とはいいですねー。
私のほうはただ楽しみで読んでいるだけですので参考にはならないかもしれませんが、古典は読めば読むほど楽しめます。
今後ともよろしくお願いします。

投稿: kazu | 2009年7月31日 (金) 23時05分

こんにちは。
匂宮は、女性がどう考えるかを、言葉は悪いですが、なにか先に計算したようなところがありますね。平安時代の男性は、現代よりよく泣くものですが・・・
こんなふうに思うのは、私の思い込みなんでしょうか?
彼の真情でもあるんでしょうが、なんか「ワル」の歌っぽくもとれてしまうんですよ(笑)

投稿: ☆サファイア | 2009年8月 3日 (月) 16時22分

☆サファイヤさん、
匂宮は、ちょいワルのところが人気のある要因なのでしょうね。
☆サファイヤさんのいわれるように計算しているところもあるかもしれませんね。薫にしても匂宮にしても、このあとすぐにほかの女性にアプローチしていますからね。

投稿: kazu | 2009年8月 3日 (月) 16時51分

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