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2009年10月 6日 (火)

中納言行平:たちわかれ~

「たち別れいなばの山の峰に生ふる まつとしきかば今帰り来む」 中納言行平(ちゅうなごんゆきひら)
“私は因幡の国に旅立ちますが、因幡山の松のようにあなたが待っているという声を聞けばすぐに帰ってくるでしょう”

因幡の国へ赴任することになった行平が送別会かなんかで詠んだようです。

因幡といえば鳥取県、この時代大変だったでしょうね。
この人、本名は在原行平で例のプレーボーイ在原業平さんのお兄さんです。

このお兄さんも弟に負けずいろいろあったようで理由はよくわかりませんが、一時須磨に流されております。
そこで地元の海女さんと恋仲になってしまうという話が謡曲にもなっています。
どこかで聞いたような話ですが、そう光源氏そのものですね。
源氏物語の須磨の帖には「須磨の中納言行平」という名前が実名で出てきます。

光源氏のモデルとしては源融、光孝天皇、在原業平などいろいろ説がありますが、紫式部は複数の人をモデルとして光源氏を作り上げたような気もします。

しかしこの歌「たちわかれ~~」なんて声に出して読んでみるとなかなかいい調子ですね。

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