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2009年12月

2009年12月30日 (水)

今年も

今年もいよいよ暮れようとしています。
あわただしい年の瀬も一息つきやっと静かになったようです。

「山里は冬ぞ寂しさまさりける 人目も草もかれぬと思えば」 源宗于朝臣(みなもとのげんうあそん)
“山里の冬はますます寂しい、人も来ず、草も枯れる・・・”

ここ数日、穏やかな天気が続き雪も解けました。
裏の田んぼにはいつもくるサギが寂しく立っています。

今年もこのブログを読んで下さった皆様ありがとうございました。
来年も少しづつ更新は続けていくつもりですのでよろしくお願いいたします。

Sagi

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2009年12月20日 (日)

大雪

「袖うち払う陰もなし」という日が続いています。
ここのところ暖冬でほとんど雪の降らない年が続いていたのでひさしぶりに厳しい冬です。

「駒とめて袖うち払う陰もなし 佐野のわたりの雪の夕暮」 藤原定家

この歌で馬に乗っているのは誰か?源氏物語の薫か匂宮を連想してしまいますが、逢いたいという気持ちがそうさせるのでしょうね。

こんなに寒くては私なんかはどこへも出る気がしませんが・・・

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2009年12月17日 (木)

初雪

金沢もいよいよ雪となりました。朝起きたら一面真っ白で驚きました。

千年前の時代は暖房なんかどうしていたんでしょう。
すきま風もビュービューはいってくるだろうし・・・
寒くても風流は忘れないのです。

「心あてに折らばや折らむ初霜の 置きまどはせる白菊の花」凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)
“初霜で一面真っ白になり、白菊と区別がつかなくなってしまった。当てずっぽうで折ってみようか”

初雪ならぬ初霜の歌ですが、こんな風流な気持ちにはなかなかなりません。おーさぶ!snow

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2009年12月10日 (木)

良暹法師:いづこも同じ秋の夕暮

秋も深まりそろそろ冬の便りも聞こえてきました。
こちら金沢では来週あたりから雪の予報が出ています。

こんな時節、ひとりで家の中にいるとたまらなく寂しくなることってありませんか?
この良暹法師(りょうぜんほうし)もそんな思いだったのでしょう。

「寂しさに宿を立ち出でて眺むれば いづこも同じ秋の夕暮」
“たまらなく寂いしいので庵を飛び出して外を見てみた。しかしどこを見ても寂しい秋の夕暮だった”

秋の夕暮で終わる歌は新古今の三夕の歌を始めとして多いのですが、百人一首のこの歌も寂しくて好きな歌の一つです。
師走に入ってあわただしくなりましたが、時々は寂しさを味わってみる余裕を持ちたいですね。
と、思っているのですが・・・

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