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2010年7月29日 (木)

浜木綿

猛暑が続きます。昨日は34度、今日は32度、いささかバテ気味です。

でも夏といえば海、万葉集のこの歌が浮かびます。

「み熊野の浦の浜木綿(はまゆう)百重(ももえ)なす 心は思へど直(ただ)に逢はぬかも」 柿本人麻呂

“はまゆうの花が幾重にも重なっているように私の心もあなたを思っているのですが、直接逢うことはできないのです。”

前にも一度書きましたが、この歌が気に入っていまして、先日奈良の「犬養万葉記念館」へ行ったとき一筆箋を買ってきました。
字が下手なのであまり使わないのですが、本のしおりとして使ったりしています。

Hamayuu_2 

ブログの今月の和歌もこの歌にしてみました。背景は浜木綿は咲いていませんが石川県の千里浜です。

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コメント

おはようございます

今日はこちらは雨模様ですが、晴れたらまた猛暑みたいです。37度ぐらいになるんじゃないでしょうか。
この歌、本当にステキです!覚えておきますね。「浜木綿」って音の響きも優しいですね。とてもいい歌をありがとうございます。
それから私、また間違えて書いて。東博の特別展「東大寺大仏―天平の至宝―」という名称で光明皇后1250年御遠忌記念なんですって。kazuさんがお嫌いでしたね、仏様が興行(?)なさるの。「けしからん」って思われるでしょうね(笑)

投稿: ☆サファイア | 2010年7月30日 (金) 08時13分

サファイヤさん、コメントありがとうございます。
やはり東京はいいですねーいろいろなものが見られて、
前の記事にコメントを下さった愛知の方は三井記念美術館の「奈良の小寺と仏像~會津八一のうたにのせて」を見ていらしたそうです。国立博物館も見てきたそうですが、そのあとは光明皇后ですか。
奈良の仏さん達、今年は大忙しですね^^;

でも、うらやましー

投稿: kazu | 2010年7月30日 (金) 09時12分

この歌の「浜木綿」との言葉に異説があることを最近知りました。私もこの歌の「浜木綿」は実際の花と捉え、その花の様子に己の恋心を託して歌っていると思っていたのですが・・・最近、異説があることを知りました。
曰く・・・
万葉集においては「木綿(ユウ)」は実景そのままで捉えるのではなく、白波や滝のたぎち流れる流水の譬えとして用いることが殆どです。ということはこの歌もそうだと考えると、この「浜木綿」は熊野の海に打ち寄せる波と解することが出来ます。そうすると、この歌は「何度も岸辺に打ち寄せる波のようにあなたを思っています・・・」と解釈できるのではないか・・・

こちらの方が、「百重なす」との続き具合が良くなるように思えるんですけどね・・・

投稿: 三友亭主人 | 2010年8月 4日 (水) 21時43分

三友亭主人さん、ありがとうございます。
なるほど、波が何度も何度も打ち寄せるようにあなたを思っています。というのもいいですね。

そういえば今気が付いたのですが、サイドバーの今月の歌の背景は海岸の波になっていました^^

投稿: kazu | 2010年8月 5日 (木) 20時38分

こんにちは。はじめまして。
ブログランキングを見ていて、偶然たどり着きました。
私の名前はこの歌からとられました。だから
名前欄に本名を書いてもよかったのですが…(笑)
いまだに年賀状は引退した歌手と同じになっているのが
多いです。変換するとトップに出てくるからしょうがないとあきらめています。

投稿: なす | 2010年8月18日 (水) 10時12分

なすさんはじめまして、ようこそおいでくださいました。
ということは百重さん?
いい名前ですねー

今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: kazu | 2010年8月18日 (水) 16時46分

名前を褒めていただけけてとてもうれしいで!
万葉集からとった名前だって説明しても、
古典に素養のある人しかわかってくれないので。
また時々のぞかせてもらいますので
よろしくお願いします。

投稿: なす | 2010年8月20日 (金) 13時37分

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