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2010年10月21日 (木)

紅葉

そろそろ紅葉の季節ですね。まだ平地では早いようですが、白山のほうでは見ごろだそうです。
百人一首から菅家の歌です。

このたびは幣(ぬさ)もとりあえず手向山(たむけやま) 紅葉(もみじ)の錦 神のまにまに」 菅家

菅家(かんけ)というのは菅原道真。朱雀院(宇多上皇)との行幸のおりに読んだものです。
この時代、旅に出るときは峠で幣という神主が持つ紙をまく風習があったそうです。今の神主さんがお払いの時に持っているのは白い紙ですが、この時代は色とりどりの紙だったそうです。
道真はこの幣の代わりに手向山の紅葉を使ったのですね。さすが学問の神様、みごとです。

この時まではよかったのですが朱雀院が退いた後、道真は無実の罪で筑紫に流されます。そのままそこで亡くなり、怨霊となって都にあらわれる。
それを鎮めるために北野天満宮を建て、その神社が全国に広がって天神さんとして親しまれている。
というのは有名な話ですね。

現在の菅総理は道真の末裔だそうです。そのうちに怨霊となって・・・

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コメント

こんにちは

「道真はこの幣の代わりに手向山の紅葉を使った」そうだったんですね! 知らなかったです。道真さん、カッコいいですね。幣は今は白だけ。色とりどりのも楽しそう! 柔道着のように今後、幣もカラフルにならないかしら? 私がコメントするといつもヘンな方向へ(恥)

須磨の関の千鳥の歌が源氏物語に由来しているお話、興味深く拝見しましたよ。紫の上との別れ、今の感覚で読むと、「なにを大げさな」ってつい思ってしまいます。須磨・京都って快速で二時間弱なんです(笑)
須磨は昔は白砂の浜が果てしなく広がり、松林がつづいていたようです。平安時代はそれは寂しかったことでしょう! それから「藻塩焼く」記事にいたく感銘をうけ、じつはあのあたりで生産している「藻塩」なるものを購入しました(笑) おいしい塩でございます。

投稿: ☆サファイア | 2010年10月23日 (土) 13時49分

サファイヤさんコメントありがとうございます。
京都から2時間弱ですか、それなら近いうちに行けそうです。
「藻塩」買ってこなくちゃ。

この前は、能登へ行って珠洲の塩田で塩を買ってきました

投稿: kazu | 2010年10月23日 (土) 17時12分

ご挨拶--このブログに紹介されている和歌をコピーさせていただいています。短歌・俳句は無知なもので、たいへんありがたいです。1月からみているんですが、俵万智--ものすごく嫌いなんですが、どういうわけか、本を一冊持っていたりします。「寅さんがおいしいと言ってくれたから師走七日はサラダ記念日」は、愚劣だと思いながらちゃんと覚えていたりします。変な歌人ですね。ときどき、立ち寄らせていただきます。

投稿: 紫雲 | 2010年10月29日 (金) 11時53分

紫雲様、いつも読んでくださりありがとうございます。
私もあまり知識はありませんが、好きで古典を読んでおります。
今後ともよろしくお願いします。

投稿: kazu | 2010年10月30日 (土) 14時41分

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