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2011年1月

2011年1月31日 (月)

雪の花 その二

いつまで降り続くのでしょうか、ここ最近の暖冬に慣れているせいで久しぶりの大雪にまいってしまいます。
こんな大変な時にこそ和歌を詠む余裕を持ちたいですね。
でも雪かきの筋肉痛はどうにもなりませんが・・・

「このごろは花も紅葉も枝になし しばしな消えそ松の白雪」 太上天皇(新古今)

太上天皇とは後鳥羽天皇のことです。
歌の意味の説明は要りませんね。

松ではありませんが家の浦の木です。前に紹介した時より雪の花がグレードアップしています。

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2011年1月19日 (水)

自作朗読 与謝野晶子

おもしろそうなCDがあったので買ってみました。
自作の文学を朗読した音源を集めたものです。

与謝野晶子の「源氏物語」や自作の短歌を朗読。
北原白秋や室生犀星の自作の詩の朗読等が入っています。

聞いてみるとやはり感慨深いものがあります。
朗読の技術は今の俳優さんやアナウンサーの方の方が上でしょうが、自作となると技術だけではなく、なにか感動するものがあります。

与謝野晶子の源氏物語は音楽付きで語られます。自作の短歌は面白い抑揚がついて驚きました。できるならもう少し若いころの与謝野晶子の声を聴いてみたかったと思いましたが・・・

しかしよく聞いてみると源氏物語は原文です。ということは自作朗読ではないということになりますね。訳文の方も聞いてみたいと思いました。

下にアマゾンのリンクを貼っておきました。各文人の声がさわりだけ聞くことができます。

坪内逍遥が朗読するハムレットもなかなかおもしろいです。

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2011年1月16日 (日)

まだまだ大雪

大雪の話題もだんだん飽きるほどに、まだまだ降り続いています。
いささか雪かきに疲れてきました。

「我が里に大雪降れり大原の 古(ふ)りにし里に降(ふ)らまくは後(のち)」 天武天皇(万葉集)

この歌は天武天皇が飛鳥の都にいるときに大雪が降り、大原にいる藤原夫人(ふじわらのぶにん)に送った歌。
こっちでは大雪が降ったけど、大原の田舎ではまだ降ってないでしょうね。と大雪が降ったことを天武天皇は喜んでいるようです。

子供のころは大雪がふると結構うれしかったんですけどね。

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2011年1月10日 (月)

雪の花

こう雪ばかり降り続いていては雪の歌ばかりになってしまいますが、雪も木に咲く花と見ればきれいなものです。

「雪降れば冬ごもりせる草も木も 春に知られぬ花ぞ咲きける」 紀貫之、古今集

昔の人は寒かったでしょうね、エアコンもないし、それでも歌を詠む気持ちは忘れなかったんですね。でも今日の金沢は最高気温が1℃!寒すぎます。

一瞬の晴れ間に裏の木を写してみました。

Yuki

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2011年1月 2日 (日)

謹賀新年

明けましておめでとうございます。
雪の年明けとなりました。
この雪のように良いことが積み重なるような年になってほしいものです。

「新(あらた)しき年の初めの初春の 今日ふる雪のいや頻(し)け吉事(よごと)」 大伴家持

“新しい年の初めの今日、この雪が降り積もるように吉事が積み重なってほしいものだ”
暗い時代にあって、新しい年に希望をこめた家持の万葉集の最後を飾る歌です。

この歌を毎年お正月にブログに書いているのですが、これで四回目になります。
今年もとりとめのないことを和歌と共に綴っていきますので、よろしければお付き合いください。m(_ _)m

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