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2011年5月27日 (金)

百人一首の日

今日、5月27日は百人一首の日だそうです。藤原定家が小倉山荘で百種を選び障子に貼ったのが今日らしいです。

百人一首には恋の歌が多いのですが、その中でも一番悲しい歌かもしれません。

「今はただ思ひ絶えなむとばかりを 人づてならで言うよしもがな」 左京大夫通雅

作者の藤原通雅(ふじわらのみちまさ)は伊勢の斎宮をを務めた三条天皇の皇女、当子(まさこ)と恋仲になってしまいます。しかしそれが天皇の耳に入りそれから逢うことはできなくなってしまいます。
伊勢の斎宮といえば神に使える身ですからどうしようもありません。

そして詠んだのがこの歌です。

“今はただ、あなたのことはあきらめますと、直接会って一言告げることができれば・・・”

という意味で、直接会って告げることもできないという悲しい気持ちを詠んでいます。
これが原因で通雅は出世を絶たれ、当子は尼になって余生を過ごしたということです。

でも伊勢物語の業平さんなんかは斎宮と密通し、翌朝も歌を送ったりして、あんまり反省していないようですが・・・

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