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2011年6月 9日 (木)

羽衣

先日の薪能(たきぎのう)の演目は「羽衣」でした。

内容は有名な三保の松原の羽衣伝説をもとにしたものです。
初めの方に万葉集の次の和歌が読まれます。

「風早(かざはや)の三穂の浦廻(うらわ)をこぐ船の 舟人騒く波立つらしも」 高市黒人(たけちのくろひと)

“風が早い三穂の浦を漕いでいる船で 舟人が騒いでいる 沖では波が立ちはじめたようだ”
雄大ないい歌ですね。

能の内容は・・・

三保の松原で漁師が松の木にかけてあるきれいな衣を見つけて持ち帰ろうとします。
そこに天女が現れてそれはわたしの衣なので返してほしいと言う。
漁師は初めは断るが天女があまりに悲しむので返すことにするが、そのかわり天女に舞を見せろと言う。
天女は漁師に舞を見せ天に帰ってゆく。

というお話です。この漁師、相手が天女なのにすなおに羽衣を返さないし、舞をみせろとか、返したらそのまま天に帰ってしまうんじゃないか、とか疑り深いし、あまりいい性格ではなさそうです。
天女がちょっとかわいそう。私だったらすぐに返してあげます・・・たぶん^^;

Hagoromo

かなり遠くからとったのでボケてしまいましたが、左にいるのが天女、右が羽衣を持った漁師です。

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コメント

こんにちは。

「三保の松原の羽衣伝説」は子供のころ、読んだことがあります。おぼろげながら私の記憶では、漁師は羽衣を隠して、天女を妻にしてしまうはずだったのですが…。こっちの漁師の方が性格が悪いですね。

>天女がちょっとかわいそう。私だったらすぐに返してあげます。

kazuさんらしいですね。思わず笑ってしまいました。

投稿: 総務工房 | 2011年6月10日 (金) 09時17分

総務工房さん、コメントありがとうございます。
羽衣伝説にはいろいろあるようですが、天女のほうもそんな大事な羽衣を松の木にかけて水浴びしているというのはちょっと無防備すぎますなぁ。

投稿: kazu | 2011年6月10日 (金) 10時42分

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