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2011年10月

2011年10月29日 (土)

落ち葉

今日もさわやかな天気で自転車通勤。といっても5分くらいで着いてしまうのですが、その途中の散歩道はなかなか風情があります。

Kouyou

和歌は古今集からよみ人しらずです。

「秋は来ぬ紅葉は宿に降りしきぬ 道踏み分けて訪ふ人はなし」 よみ人しらず

(あきはきぬもみじはやどにふりしきぬ みちふみわけてとふひとはなし)

訳す必要はないでしょうが、落ち葉を踏み分けて来る人はないという、さびしい風景をうたっています。

うちの近所の散歩道もほとんど人が通らないさびしいところです。
でも四季おりおりに風情があり,ちなみに桜の散るころはこんな感じでした。

Sakura


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2011年10月16日 (日)

兼六園の秋

気持ちの良い天気だったのでひさしぶりに兼六園に寄ってみました。
紅葉もまだ、花もほとんど咲いていないのですが、落ち着いたいい風情でした。

「跡もなき庭の浅茅にむすぼほれ 露の底なる松虫のこゑ」 式子内親王(しょくしないしんのう)
(あともなきにわのあさじにむすぼほれ つゆのそこなるまつむしのこえ)

「人気のない荒れた庭、生い茂っている草の露の下では松虫のなく声が・・・」

新古今集から式子内親王の和歌です。情景を詠んだだけなのですが、すばらしい表現ですね。

Kenrokuen1


Kenrokuen2

萩の花が少しだけ咲いていました。

Kenrokuen3


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2011年10月10日 (月)

秋風の

体育の日らしくさわやかな日になりました。
せっかくの体育の日なのでということで今日は自転車通勤です。

秋はどうしても感傷的になってしまいますが、今回は万葉集からさわやかな和歌を紹介します。

「秋風の吹きただよはす白雲は 織女の天つ領巾かも」 作者不詳
(あきかぜのふきただよはすしらくもは たなばたつめのあまつひれかも)

『天つ領巾(あまつひれ)』は天女の羽衣(はごろも)です。
“秋風が吹きただよはしている白雲は 七夕の織姫の羽衣のようだ”

単純な内容なのですが、いかにも万葉調のすがすがしい歌です。

写真は窓から外を写しただけですが、

Kumo


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2011年10月 1日 (土)

大江千里

秋は感傷的になります。
今日も奇麗な月が見えました。今回も百人一首からです。

「月見れば千々に物こそ悲しけれ 我が身ひとつの秋にはあらねど」 大江千里

“秋の月を見ているといろいろなことが物悲しく思える 秋は私にだけくるのではない、誰の所にも来ているはず。悲しいのは私だけではないのか?”

上の句はわかりやすいのですが、下の句の『我が身ひとつの』の部分はどう訳せばいいのか難しいですね。皆さんならどう訳しますか?

実は大江千里(おおえのちさと)のことを私はずっと女性だと思っていました。なんとなく女性的で感傷的な和歌ですよね。名前も「ちさと」だし^^;

たまには月を見て感傷的になるのもいいものです。

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