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2012年5月12日 (土)

梁塵秘抄

今年のNHK大河ドラマ「平清盛」、どうも視聴率が伸びないらしいですが、私のような古典ファンには楽しみな番組です。

テーマ音楽の終わりの方で子供が歌っている、
「遊びをせんとやうまれけむ・・・」
というのがなかなか印象的ですが、これは『梁塵秘抄(りょうじんひしょう)』という歌集からとられています。

歌といっても和歌ではなく、今様と言って当時の流行歌みたいなものです。後白河法皇が当時、遊女や女芸人が歌っていたものを書き留めて編纂しました。

なかでも有名なのが

「遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん
 遊ぶ子供の声きけば 我が身さえこそ揺るがるれ・・・」

単純な歌ですが、リズムもいいし、どんな風に歌われたかは知りませんが、一度聞いたら忘れられなかったのでしょうね。
意味は訳さなくてもいいと思いますが、「我が身さえこそ揺るがるれ」は“子供の声を聞けば、昔のころのことを思い出して、私の心も揺れ動くのです”という感じでしょうか。いい歌詞はずっと残るのですね。

テーマ音楽の歌の部分を作曲の吉松隆さんは最初、なんと初音ミクに歌わせていたらしいです。初音ミクが歌うCDが出るという噂も、吉松さんの作ではありませんが、歌わせたのがyoutubeにありました。なかなかいいです。

遊びをせんとや・・・

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