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2013年2月

2013年2月11日 (月)

水仙

越前海岸へ行ってきました。今年は水仙の開花が遅いらしく。いつもは1月に咲くのですが今年はようやく咲き始めたようです。

冬の日本海の海岸沿いに咲く水仙は、可憐でいいですね。
ほんとに荒海に向かって耳を澄ましているかのように見えます。

古典ではありませんが俵万智さんの素晴らしい水仙の短歌があります。
俵万智さんのふるさとは越前海岸だそうです。

「海鳴りに耳を澄ましているような 水仙の花ひらくふるさと」

「水仙のうつむき加減やさしくて ふるさとふいに思う一月」

昨日2月10日は雪交じりの寒い日でしたが、時々日も差し、海は穏やかでした。
水仙が咲きそろうのはもう少し後だと思いますが。

Suisen

Echizenkaigan

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2013年2月 2日 (土)

少し春ある心地こそすれ

急に気温が上がって、4月の陽気だそうです。でも明日からまた冬型の天気だとか・・・

「空寒み花にまがへて散る雪に 少し春ある心地こそすれ」 枕草子
(そらさむみはなにまがえてちるゆきに すこしはるあるここちこそすれ)

“空が寒いので梅の花に見間違がえるように散る雪に 少し春を感じる気がします”

この歌は宮中の連歌の席で藤原公任が出した下の句『少し春ある心地こそすれ』に清少納言が上の句『空寒み花にまがへて散る雪に』を返して歌ったものです。

本歌は白楽天の漢詩で「三時雲令多飛雪、二月山寒小有春」。

さすがは清少納言。白楽天などは完璧に頭に入っていて即座にこの上の句を返したそうです。すごい!

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