« 20万カウント突破! | トップページ | 安曇野 »

2013年7月30日 (火)

能(葵上)

ひさしぶりに能を観てきました。
今回の演目は源氏物語を題材とした葵上(あおいのうえ)。

はじめて観ましたが、なかなか動きもあって楽しめました。
六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)の生霊(いきりょう)と比叡山の僧が戦います。
といっても僧は数珠をならして行ったり来たりするだけなのですが、見ていると不思議と引き込まれてしまいます。
葵上(あおいのうえ)に至っては着物が一枚置いてあるだけなのですが、そこが伝統芸能のすごいところで、生霊に祟られている葵上に見えてきます。

和歌は源氏物語から六条御息所に取りつかれた葵上が詠む歌。

「嘆きわび空に乱るるわが魂(たま)を 結びとどめよしたがひのつま」葵の上(実は六条御息所の生き霊)

“嘆き悲しんで空にさまよっている私の魂を、お願いですからつなぎとめておいて下さい”
といういつのまにか生霊になってしまった御息所の悲痛な叫びです。

『したがいのつま』については以前の記事に書きましたので参考にしてください。→こちら

実は私は源氏物語に登場する女性の中ではこの六条御息所が一番好きでして、知性的なんだけど生霊になってしまう、すごいキャラクターですが・・・

写真は石川県立能楽堂です。上演中は撮影禁止なので開演前です。

Nou

|

« 20万カウント突破! | トップページ | 安曇野 »

コメント

kazuさん こんにちは rokuです。
富士山の立体模型を作っていて田子の浦で「和歌を訪ねて」を思い出しました。
 こちらでは一茶生誕250年祭です。
“有明や 浅間の霧が 膳をはふ”の句が新聞に載っていました。
 軽井沢町追分での作、季語は霧で秋。
(明け方、宿の障子をあけると 裏の浅間山から流れてきた霧が部屋に入り、部屋の膳の辺りをはってながれていく)

投稿: roku | 2013年10月24日 (木) 09時17分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/222059/57895293

この記事へのトラックバック一覧です: 能(葵上):

« 20万カウント突破! | トップページ | 安曇野 »