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2019年5月 2日 (木)

令和

元号が令和に変わりました。

万葉集からの引用だということで、にわかに万葉集が注目されています。
私も万葉集は大好きなのですが、今回の梅花の宴の部分は知りませんでした。

序文にその箇所があります。

「天平二年正月十三日、師老(しろう)の宅に萃(あつ)まり、宴会を申(の)ぶ。時に、初春の令月、気淑(うるわ)しく風和らぐ。・・・」

訳は岩波の全集の解説から、
「師老の宅に集まって宴会を開く。あたかも初春のよき月、気は麗らかにして風は穏やかだ。梅は鏡台の前のお白粉のような色に花開き、・・・」

いい序文ですね、穏やかな春の日に、梅の花を鏡の前のおしろいにたとえていますが、この時代からお化粧の文化はあったのかな。

何か穏やかな時代を予想させるいい年号だと思います。

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写真は先日撮った小松天満宮の梅。

 

 

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