令和
元号が令和に変わりました。
万葉集からの引用だということで、にわかに万葉集が注目されています。
私も万葉集は大好きなのですが、今回の梅花の宴の部分は知りませんでした。
序文にその箇所があります。
「天平二年正月十三日、師老(しろう)の宅に萃(あつ)まり、宴会を申(の)ぶ。時に、初春の令月、気淑(うるわ)しく風和らぐ。・・・」
訳は岩波の全集の解説から、
「師老の宅に集まって宴会を開く。あたかも初春のよき月、気は麗らかにして風は穏やかだ。梅は鏡台の前のお白粉のような色に花開き、・・・」
いい序文ですね、穏やかな春の日に、梅の花を鏡の前のおしろいにたとえていますが、この時代からお化粧の文化はあったのかな。
何か穏やかな時代を予想させるいい年号だと思います。
写真は先日撮った小松天満宮の梅。
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