紀行

2009年3月21日 (土)

東京紀行

年に1度くらいは東京に行きます。
東京にも古き良き文化はたくさんあります。

今回訪ねたのは目黒雅叙園の百段階段で開催されている平山郁夫展。
このブログを読んでくださっているサファイヤさんのブログに紹介されており、ぜひと思い行ってみました。
昭和初期の豪華な文化と平山画伯のすばらしい絵がミックスされている不思議な空間でした。となりの超近代的な高層ビルとのアンバランスな感覚も加わって、異次元に迷い込んだような感覚でした。

その後は、東京行きのメインイベントの母校明治学院での会議。
ここにも昭和初期の文化財が。在学中はあまり気にしませんでしたが、こうしてみるといいものが残っています。そのチャペルでの会議の内容はともかく、東京もたまにはいいですね。

目黒雅叙園から白金の学院まで、こんなに遠かったかなぁ、おまけに白金の住宅街で道を間違えてしまいくたくたに^^;

東京へ行ったからにはもちろん秋葉原もウロウロしてきましたが、疲れたけどいい東京行きでした。

サファイアさんのブログ「時空を超えて

写真は目黒雅叙園と明治学院小チャペル

Gazyoen Chapel 

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2008年11月11日 (火)

石山寺(源氏夢回廊)

滋賀県の石山寺へ行ってきました。紫式部ゆかりのお寺で源氏物語にも何度か出てきますね。
髭黒の大将は玉蔓と結婚するために熱心に石山寺に詣でて、見事願いがかないます。

今年は源氏物語千年紀ということで『源氏夢回廊』というイベントをやっていました。

田辺聖子さん訳の源氏物語を紹介してあるコーナー、物語の中の和歌をパネルにして紹介してあるコーナー等、興味深い展示がありました。
源氏物語和歌集というのを売っていましたので思わず買ってしまいました。物語中のすべての和歌と円地文子さんの訳が載っています。これはなかなかいい本です。

境内には源氏物語の和歌のパネルなどが置いてあり、なかなかいい感じです。が・・・

この後、紅葉もきれいな石山寺の境内を散策、本堂の横には源氏の間というのがあり、ここで紫式部が月を見ながらインスピレーションを受け源氏物語を執筆した・・・?・・・とか。中にはなんと紫式部が座っていた・・・?
有名な山門の前には最近の観光地のご他聞にもれず、キャラクターの着ぐるみが・・・おおつ光ルくんという名前だそうです・・・
ムラサキシキブというロボットも今回の目玉だそうです。
映画「千年の恋」で吉永小百合が着た衣装も展示してありました。これはうちのカミさんがすごく喜んでいました。

このイベントでは源氏物語を知らない子供たちも楽しんでいたようでした。
日曜日だったせいか観光客もすごく多く、観光バスでやってきた酒くさいオッチャン達もおおいに楽しんでいたようでした・・・。

石山寺は紫式部の伝説があることから、源氏物語に関する文化財や資料も多く、源氏物語ファンとしては一度は行ってみたかったのですが、今日のブログにはやたらと「が」とか「・・・」とか「?」が多くなってしまいました。

そういえば先日NHKスペシャルでやっていた黄金の源氏物語絵巻も石山寺にあります。

Kairou Tanabe Waka    
夢回廊入り口・田辺聖子文学館・和歌のパネル

Kouyou_2 Kouyou2_2
境内の紅葉

Murasakisikibu_2 Hikaru
源氏の間・光ルくん   

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2008年7月20日 (日)

越前紀行

福井県、越前の方へ出かけてきました。福井の友人に越前そばの店を紹介してもらって行ったのが武生の「蔵の辻」、おいしかったです。そばの後に出てきたのがそば湯と大きな梅干、梅干をそば湯に入れて飲むという初めての体験。これもなかなかおいしかったです。

そば屋を出たところは蔵を利用したギャラリーやお店が並ぶおしゃれな一角になっていて、「源氏物語」というポスターが貼ってあったので、思わずはいると、源氏物語の屏風や百人一首等、おもに江戸時代のものが展示されていて、いいものに出会えました。

その後、近くの紫式部公園にちょっとより、南条の花はす公園へ。ハスは見頃で後ろの山々とマッチしていい眺めでした。

暑い一日でしたが、ひさしぶりに楽しいドライブでした。

Soba_2 Kura_2 Sikibu Hasu

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2008年6月21日 (土)

京都紀行その5(平安神宮)

源氏物語を訪ねる旅の最後は平安神宮です。
平安京の中心というべき大極殿。源氏物語では六条御息所が姫君とともに伊勢へ下向する場面で描かれています。
現在の平安神宮はその大極殿を8分の5のスケールで再現したものだそうです。ということは当時は現在の2倍くらいの規模だったということですから大変なものです。一目見た方はそのすごさがお分かりいただけると思います。神苑もすばらしく花菖蒲も見ごろでした。

Heiankyou Heiankyou3 Heiankyou2_2

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せっかく来たのだからと、おみくじを引いて帰ることに、筒を振ると中から番号の書かれた棒が出てくる。出てきた棒には4番の文字が・・・いやな予感・・・受付の巫女さんに番号を言うと、予想通りの“凶”!

「すべての災いは己の奢りから来るものである。何事も信心するべし、云々」というようなことが書かれていた。失せ物:出ず、病:長引く、商い:損をする、ことごとくひどい。お産:安し、これだけがいい。
まぁ、日頃から調子に乗らず、反省して生活しろということで、いい戒めかなとなっとくした。

しかし、この直後、恐ろしいことが・・・

朝から暑い中歩き続けて、のどはカラカラ、お腹もすいてきたということで、近くのうどん屋に入った。そこで冷たいうどんとビールを注文する。
が、な・なんと 「すいませんビールが冷えてないんです・・・」 それを唯一の楽しみに歩いてきた私は、めまいがしそうだった。なんとかしろと言いたいところだったが、これも神様のお告げかと・・・。

出されてきた、手で持てないほどの熱いお茶で喉をうるおした。

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以上、源氏物語を訪ねた京都の旅はここまでです。もっと行きたいところは沢山ありましたが、お金と体力が持たないので・・・でも十分に源氏物語の世界に浸ることが出来た二日間でした。旅行記にお付き合いいただいたかたありがとうございました。

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2008年6月20日 (金)

京都紀行その4(渉成園)

2日目の最初は渉成園、東本願寺の近くにある庭園です。

光源氏のモデルだったといわれている源融(みなもとのとおる)の六条河原院の一部であったと言われています。

奥州塩釜の景色をそのまま造らせようと海水を運ばせたとか、すごい逸話が残っています。当時はさぞ豪華なものだったのでしょう。

この屋敷も源氏物語に出てくる六条院のモデルだったという話もありますが、実際に行ってみるとそれもうなずけるみごとな庭園です。ここは絶対お勧めです。

例によって百人一首が出てきますが、源融の歌があります。

「陸奥(みちのく)の信夫(しのぶ)もぢずり誰(たれ)ゆゑに 乱れそねにし我ならなくに」河原左大臣

「しのぶもぢずり」というのは福島県に伝わるしのぶ草で染めた染物で、その乱れた模様を自分の心にたとえて、あなたのせいで私の心もみだれているという意味です。光源氏がいいそうなセリフです。

この屋敷も後には荒れ果て、恵慶法師の歌も詠まれます。

「八重葎(やえむぐら)しげれる宿の淋しさに 人こそ見えね秋は来にけり」恵慶法師

百人一首のこの歌は、この屋敷を詠んだもので、八重葎は雑草です。光源氏の栄華もひと時の夢ということでしょうか。

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2008年6月19日 (木)

京都紀行その3(蘆山寺)

源氏物語を訪ねる旅、次は蘆山寺(ろざんじ)。
紫式部が源氏物語を書いたという所です。そんなに大きなお寺ではないのですが桔梗が植えられている庭がいい雰囲気でした。ここで書いたのか、と思うと感慨深いものがありました。

百人一首に入っている紫式部と娘の大弐三位の歌碑がありましたので、ちょっと鑑賞してみましょう。

「めぐり会いて見しやそれと分かぬまに 雲隠れにし夜半の月かげ」紫式部
訳:せっかく会えたのに、よくわからないうちに隠れてしまった月のようにすぐに分かれてしまうのですね。p.s.相手は彼氏ではなくて女友達だったそうです。

「有馬山ゐなのささ原風吹けば いでそよ人を忘れやはする」大弐三位
訳:有馬山から風が吹くとソヨソヨと音がするといいますが、私はあなたのように人を忘れることはありませんよ。
こちらのほうはなかなかやって来ない彼氏に対する皮肉がこもっています。娘の方もなかなかのものです。

この時代、源氏物語の内容とは違ってどうも女性が強いような気がするのですが、私だけかなぁ。

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2008年6月18日 (水)

京都紀行その2(源氏物語絵巻)

御所を出ると予定にはなかったのですが、偶然目の前に相国寺の美術館の「源氏物語絵巻錦織展」の案内板がありました。せかっくなので入っていこうと思いブラリと入ったのですが、これが大変なものでした。源氏物語絵巻を織物で織ってあるのですが、言葉では言えないほどすばらしい。
山口伊太郎という方が30年以上の歳月をかけて作ったということです。思いがけずすばらしいものを見ることができました。着物好きのうちのカミさんも大満足のようでした。源氏物語千年紀ということもあって京都の町を歩いているといいことにめぐり会えます。
ホームページがあったので紹介しておきます。

http://www.itaro-genji.com/index.html

写真は自分で撮る事が出来なかったのでホームページからです。

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2008年6月16日 (月)

京都紀行その1(御所)

年は源氏物語千年紀。何としても京都へは行っておきたいということで先週末2日間、行ってきました。今回は源氏物語を訪ねるという目標を持って計画をたてたのですが、日頃の運動不足もあり目標全部というわけには行きませんでしたがそれなりに収穫はありましたので、少しづつ紹介していきたいと思います。

最初は京都御所、時間があったので周りを散策と思い歩き始めたのですが、ひろすぎ~~~!というわけで最初からヘロヘロ!おまけに暑い!

しかしさすがは御所、光源氏がいてもおかしくない雰囲気がそのまま残っています。1時間ほどかけて回るのですが疲れも忘れます。

まずは紫宸殿(ししんでん)、源氏の元服の儀式やその他公式行事はここで行われます。向かって右側には左近の桜、左側には右近の橘。雛祭りにも飾るらしく、女の子なら誰でも知ってると家内は言ってましたがほんとかなぁ。

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そして清涼殿、「紅葉賀」で懐妊していて紫宸殿へ行けなかった藤壺のために源氏と頭の中将が青海波を舞ったのが清涼殿の前の庭、その時の光景が浮かぶようです。でもあの御簾のなかにずっと座っているのも結構大変だったでしょうね。

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